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Aside
「道宮さーん」
『ほ、堀内…さん』
堀内真……苦手な人だ。
堀内「誰からの電話?」
近い……
『えっ、えっと……と、友達です!』
堀内「ふーん、友達ねぇ」
ていうか、なんで私が電話してたこと知ってるの?
あの時、社内にいなかった気がするけど…
堀内「ダメだろ?仕事中に、電話なんかしたら」
そう言って、1歩私に近づく。
それと同時に1歩下がる。
『すいません…休憩中だったので、少しなら大丈夫かと…思って……』
堀内「まだ、仕事終わってないだろ?…そうだ、俺が手伝ってあげようか」
『っ、あ、あの…だっ大丈夫なので…手、離してくだ…さい』
堀内「…はぁ?俺に指図すんのか?あ?」
『…すいません、でも大丈夫ですので…』
…嫌だ、離して……
周りの人も見て見ぬふり…そりゃそうだ。
誰のもあの人に言い出せるわけが無い。
いたとしても、社長か部長くらいだ。
毎年____堀内さんは、新しく入った若い女の人に手を出してるらしい。
堀内「まぁ、いいけどよ
…なぁ、今晩飲み行こうよ」
『…すいません、私まだ未成年なので、、』
堀内「あぁ……そっかぁ〜、君まだ10代か。
ったくつまんねぇな」
そんな事言われても…法律で決まってることなんだから仕方ないじゃないか
堀内「じゃあ、食事に行こう。それならいいだろ」
『……………は、はい』
本当は行きたくないけど、行かないと今後に響く。
断って、何かをされ、何人もの人が辞めたとか……
堀内「じゃあ、また後で」
そう言って、手を重ねられる
____気持ち悪い
*****
連れてこられたのは、和食のお店だった。
…堀内さんの最初のイメージは、仕事が出来て優しい人…だった。
ここに務めて、20年くらいになるらしく…40代でお子さんもいるらし。
なのに、なんで………
堀内「宮越さんは、彼氏とかいるの?」
『えっと……まぁ…』
堀内「ふーん…いるんだ。聞いてないんだけど」
別に言う必要ないと思うんだけど…
堀内「ダメだなぁ、勝手につくっちゃ」
『ど、どうしてですか…』
あなたに言われる必要無いと思う
堀内「どうしてって……面白いこと言うなお前」
『え…』
堀内「俺以外の男と付き合うなんてありえないだろ」
___________
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そろそろ、愛染だしますねw
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伊音(プロフ) - まれんさん» よろしくお願いします!お気に入り作者……!ありがとうございます……! (2019年7月20日 20時) (レス) id: 1426a0c3d0 (このIDを非表示/違反報告)
まれん(プロフ) - 伊音さん» ぜひ、ともくんも読ませていただきますね!!帝人くん楽しみに待ってます!!よければお気に入り作者に登録してもいいですか? (2019年7月17日 1時) (レス) id: d4c8c8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
伊音(プロフ) - まれんさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます!!自分の理想を少し詰めたので、そう仰って貰えて光栄です……!帝人は今書いてる倫毘沙が終わり次第書こうと思ってますので少々お待ちくださいませ! (2019年7月17日 0時) (レス) id: 1426a0c3d0 (このIDを非表示/違反報告)
まれん(プロフ) - こんばんは!読ませていただきましたぁあ( ;∀;)もう、やばかったです。ときめきました。ありがとうございます( ;∀;)ほんと、私の理想が詰まったお話でした…健十くんも推しなのですが、よければ、帝人くんも推しなので、ぜひ、お話書いて欲しいです( ;∀;) (2019年7月16日 3時) (レス) id: d4c8c8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
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