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Aside


「おい!ここ、こんなんじゃだめだろ!?やり直せ!やり直しだ!や、り、な、お、し、!」



『は、はい…すいませんでした…』



「…あの子、可哀想ねぇ」ヒソッ


「まだ入社したばかりなのにねぇ…
すぐにやめないといいけど」ヒソッ



『はぁ……』



椅子に座るなり盛大なため息をついてしまう。



この会社に入って、まだ1ヶ月。
なかなか慣れずに苦戦中……



私はまだ19で、20にもなっていないから
周りの人に、若いからってあんまりよく思われてないし…多分



まぁ、ほぼ毎日社長や、部長含める沢山の上司に怒鳴られてたらこうもなるよな、って。



まぁ、技術も知識も何も無い未経験な私はこれでも、精一杯努力しているのだ。



……そう言えば、もうすぐでお昼だ。



お弁当食べてから、仕事やり直そう



「あれ、道宮さん…やり直してないのにお昼食べちゃうの?」



「だめだよ〜Aちゃん、そんな甘ったれてたら」



『あ…………そう、ですよね。すいません。』



「そうだよ。若いからって、甘えてたらダメよ〜」



『はい…』



そう言って、その人たちは外へ出てしまった。



再び、パソコンに向かいキーボードをカタカタと打つ。



それを遮るかのように、隣に置いていたスマホが鳴った



____健十くんからだ




急いで移動して、電話を出た


****




『も、もしもし…』



愛染<あ、A。急にごめんね…って、もしかして元気ない?>



…あぁ、ダメだ。心配かけたら



『う、ううん!大丈夫ですよ!ちょっと疲れてた…だけなので』



愛染<…そっか。
あのさ、今日家行くって言っただろ


それ、行けなくなったんだ>



『え…………』



愛染<本当にごめん。変更で、14時からが20時からになったんだ>



『……そっか、仕事なら仕方ないですよね!
わかりました!』




愛染<じゃあ、切るね。もう戻らないと>



『あ、はい!…頑張ってくださいね』



愛染<ありがとう>



プチッと通話が切れる音がする









『………………また会えない、のか』

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伊音(プロフ) - まれんさん» よろしくお願いします!お気に入り作者……!ありがとうございます……! (2019年7月20日 20時) (レス) id: 1426a0c3d0 (このIDを非表示/違反報告)
まれん(プロフ) - 伊音さん» ぜひ、ともくんも読ませていただきますね!!帝人くん楽しみに待ってます!!よければお気に入り作者に登録してもいいですか? (2019年7月17日 1時) (レス) id: d4c8c8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
伊音(プロフ) - まれんさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます!!自分の理想を少し詰めたので、そう仰って貰えて光栄です……!帝人は今書いてる倫毘沙が終わり次第書こうと思ってますので少々お待ちくださいませ! (2019年7月17日 0時) (レス) id: 1426a0c3d0 (このIDを非表示/違反報告)
まれん(プロフ) - こんばんは!読ませていただきましたぁあ( ;∀;)もう、やばかったです。ときめきました。ありがとうございます( ;∀;)ほんと、私の理想が詰まったお話でした…健十くんも推しなのですが、よければ、帝人くんも推しなので、ぜひ、お話書いて欲しいです( ;∀;) (2019年7月16日 3時) (レス) id: d4c8c8cd5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいゆい林檎 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年6月11日 1時

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