天然鈍感そしてバカ、アホな女の子は青道高校野球部のマネージャーでした3

ひゃくにじゅうはち ページ43

Aside


｢あ、A先輩！こんにちは！｣



『あ、由井くん。』



由井｢……どうかしましたか？｣



『え、逆にどうかした……？』



由井｢え、いえ…その、なんかいつもより元気がないなと思い……｣



『あー……はは、大丈夫だよ』



由井｢……本当ですか？｣



『うん！大丈夫！』



由井｢そうですか…｣



由井くん鋭いな〜……そしていい子。



｢Aさんだ〜、こんちは！｣



『セトタクじゃん。奥村くんも』



瀬戸｢2人で何はなしてたんですか？｣



『いや？まだ特に何も話してないよ』



瀬戸｢あ、そうなんすか｣



『3人とも早く行かないと、御幸が怒るよ』



由井｢そうですね、では俺はここで失礼します！｣



瀬戸｢じゃあ、俺達も！｣



奥村 ﾍﾟｺｯ



そう言うと、3人は走って行ってしまった



……元気だなあ、若いなぁ



1年の頃のアイツらを見てるみたいだ



なんて余韻(?)に浸っていると



｢雛月、こんなところで何突っ立突っ立っとんじゃ！｣



『あー、ゾノか。』



前園｢なんや、その嫌そうな顔は｣



『いや……してないわ……』



前園｢冗談や……｣



『って、ゾノも早く行かないと、御幸がめんどいぞ』



前園｢……そうやな｣



……今日はやけに声かけられるな

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