たったひとりの女の子アイチュウ

なな！！！ ページ8

A


『〜〜♪♪』


虎彦「す、すげぇ…！」


恭介「とても綺麗な歌声ですね…！」


アキヲ「…すごい」


『〜♪』


子規「さっすが俺の子猫ちゃん♪」


輝「とても美しい…！」


楽「流石じゃの」


『…ふぅ…』


パチパチと拍手がなった


『…ぇ？な、なんで拍手…？』


アキヲ「…アンタ、すごい。」


『凄くないよ』


凄くないよ、ほんとに


恭介「聞き惚れました〜！」


『あはは…ありがとう』


楽「さすが、Aじゃのぉ…」


『いやいや…
じゃあ、次は3人に別れて＿＿＿＿＿＿』


・



・



・



『はい！今日の練習はここまでです！』


「「お疲れ様/です」」


ふぅ〜…すごく疲れた…


柚希さんは、この倍以上してるんだよね…すごいなぁ


恭介「Aちゃーん！」


『あ、恭ちゃん！』


恭介「漫画、持ってきましたよ〜！」


『うわぁ〜！ありがとう！』


恭介「Aちゃんは、いつも楽しそうに読んでくれて、率直な感想言ってくれて、僕嬉しいですよ！」



『私もいつも、面白い漫画貸してくれて嬉しい。』



恭介「…なので、Aちゃんも漫画だけではなく、さっき虎ちゃんが聞いたみたいな質問にも…答えれるはずですよ」


『……でも私にはわからないの』


恭介「わからない…ですか？」


『……私には音楽の知識も経験も、何にもないからね』


恭介「？それって＿＿＿＿『よーーし！』！？」


『もう帰る時間だよ。』


恭介「A…ちゃん…」


ごめんね、恭ちゃん


『漫画…ありがとう…明日返すからね』


恭介「あ、Aちゃん！待っ…」


ﾀﾀﾀｯ


ごめんね、恭ちゃん…これはまだ言えないの…！


『…はぁ』


屋上に行って、フェンスに寄りかかりため息をしてしまう


私は…


「なぁにっしてるの？」


『…？』

はち！！※呼び方まとめです！→←ろく！！！

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