たったひとりの女の子アイチュウ

よんじゅうご！！！ ページ46

Aside


……そういえば、こうやって二人で話すのは初めてかもしれない


いつもは、朔空さんやバベルさんがいるからなぁ


…そういえば、ふたりは一緒じゃなかったのかな？


『…あの、黒羽さん』


黒羽「なんだ？」


『…朔空さんとバベル んとは一緒じゃないんですか？』


黒羽「…あぁ。あいつらは帰った。」


『あっ、そうだったんですね！
黒羽さん、なにしてたんですか？』


黒羽「…色々とな。近々あるライブの話し合いだ。」


『話し合い？…それって2人もいないといけないですよね！』


黒羽「あいつらはこなかったんだ」


『えええっ、そうなんですか？……大変でしたね』


黒羽「…アイツとふたりで話すなんて…今思い出すだけでも腹が立つ」


『まあまあ…。黒羽さん？お疲れ様です。』


黒羽「…フッ、お前は無邪気だな」


『そうですかね？』


黒羽「まぁ、いい。
…お前はどうなんだ？」


『…普通ですよ。1人だと色々と大変ですけど』


黒羽「お前も頑張ってるな」


『へへ、ありがとうございます！』


よかった…！やっぱり、黒羽さんはいい人…！


『…あ！そうだ！もう少しで家に着きますが、よければ何かたべていきませんか？』


黒羽「！！いいのか？」


『はい！お礼です！』


黒「…仕方ないからお前の言葉に甘えよう」


『はい！あ、ここですよー！！』



こうして、黒羽さんは私の家でご飯を食べていくことになった

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