たったひとりの女の子アイチュウ

じゅうろく！！！ ページ17

Aside


「あ〜！やっと戻ってきた！遅い！」


『澪…？
ごめんね…って、あれ？この人たちは？』


いきなり抱きついてきた澪は少し涙目だった


澪「…知らない…なんか…話しかけられた…」


女1「この人誰？Aなんて人いた？」


女2「もしかして部外者？」


…私は、自分の名前を隠している


私の名前を知っているのは、同じ学校に通ってる人だけだ


澪「あっ……ごめん……」


『…大丈夫だよ。』


女1「ねぇ、アンタ部外者でしょ？なんでここにいんの？警察呼ぶよ」


『部外者ではありません。
……このふたりの関係者です』


女2「…ふーん。」


『…澪、蛮いくよ』


・



・


私たちは、控え室に戻った


澪「A…大丈夫、なの？」


『大丈夫だよ……いずれバレることなんだから』


蛮「そ、そういえばエヴァ様は…？」


澪「エヴァ様なら、プロデューサーに呼ばれて行ったよ」


『…何かあったの？』


澪「いや、多分打ち合わせだよ」


『そうなんだ。』


澪「…だから僕1人だったんだよ」


蛮「ごめんっす…」


『ごめんね…』


澪「…別にいいけど」


…ライブの出番までもう少しだ

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