たったひとりの女の子アイチュウ

じゅうよん！！！ ページ15

Aside


柚希「移動に1時間くらいかかるから、ゆっくりしててね」


『はい…』


澪「僕、エヴァ様の隣〜♪」


蛮「じゃあAの隣っすねー！」


そう言い、車に乗った


・


・


移動中の1時間、私は寝てしまってたらしい


『…ごめんね、蛮。
肩、重かったよね』


…蛮の肩を枕にして。澪曰くだけど


蛮「大丈夫っすよ！気にしないでほしいっす！」


ていうか…恥ずかしい…


柚希「それじゃあ、私についてきて」


今日は、イベント…というか、ライブ…と言った方が正しいだろう


向こう側から、出てほしいと頼まれたのだ


私はone*flowerとして出る


少し心配だ。私たちは、最後の方に出るのだ


それまで、控え室で待機をする


柚希「何かあったら連絡してね。
私は、舞台の方にいるから」


蛮「りょーかいっす！」


『はーい』


そういうと、柚希さんは舞台の方へ行ってしまった


『はぁ…』


澪「なに？緊張してるの？」


『え？いや…そうじゃないけど…』


エヴァ「さっきからため息ばかりしてるな」


『ごめんね、気、悪くさせちゃったね。
私、外行ってくるよ』


澪「だ、ダメだよ！」


『大丈夫だよ、ちゃんと時間には帰ってくるから』


蛮「じゃあ、俺がついて行くっす！」


澪「なんでお前なんだよ」


蛮「1人より、いいじゃないっすかー！」


澪「そうじゃなくて！なんで蛮が行くんだよってこと！」


蛮「じゃあ澪行くっすか？」


澪「(ここで僕が行ったら、エヴァ様は蛮と二人になる！！そんなの許せない！！)…別にそういうわけじゃないけど」


蛮「ならいってくるっすー！」


エヴァ「気をつけるんだぞ」


『……蛮、』

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