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北村side
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「一旦休憩でーす！」
「「「お疲れ様です！」」」
『皆さん、お疲れ様です。
次は15分後に開始するそうなので、それまでゆっくり休んでくださいね』
そう言って、水を差し出すAさん。ありがとう、とお礼を言うと「いえ」と微笑んで、雨彦さんとクリスさんにも同様に水を渡していた。
……撮影の感想くらい、言って欲しかったな。
北村「(ていうかまた、隈ができてる)」
昨日、家でも遅くまで仕事やってたんだろうなぁ。
事務所でもずっとパソコンと睨めっこしてたし。
葛之葉「お前さんはやることがあるのか？」
『はい！スタッフの方とお話がありますので！なにか用事でもございましたか？』
葛之葉「…いや、なんでもない。引き止めて悪かったな」
『？いえ、大丈夫ですよ！何かあればすぐに言ってくださいね』
そう言って、奥にいるスタッフとカメラマンの人の所に向かった。
古論「Aさん…顔色がよろしくないように見えますね…」
葛之葉「ああ…また、無理しすぎてるんだろうな」
北村「ちゃんと、寝れてるのかなー」
僕たちの視線は、自然にAさんの方に向く。
………なんか、無理して笑ってない？何の話してしてるんだろう、と思えば次はペコペコと頭を下げていた。お礼をしてるのか謝っているのか、分からなかった。
「3人とも、お疲れ様〜」
後ろからそう声をかけられ、肩がビクリと上がった。
振り向くと、所謂お偉いさんがいた。確か、酒井さんだ。
椅子から立ち上がり、お疲れ様ですと会釈をした。
今日の、この仕事をくれた(らしい)人だ。失礼のないように、とAさんからもプロデューサーさんからも言われていた。
酒井「見させてもらったよ〜。みんな、いい表情するねぇ。グッときたよ」
ありがとうございます、と軽く頭を下げる。
酒井「一時はどうなるかと思ったけど、君達に頼んでよかったよ〜」
一時はどうなるかと思った、という言葉に疑問を持つ。
何かあったっけ？と考えて見たけど、何も思い浮かばない。僕の知らない間に、どっちかがなにかしちゃったとか……は、ないか。あったら、知らせてくれるだろうし。
古論「えっと……一時はどうなるかというのは…」
わぁ、クリスさん聞いちゃうの？まぁ、僕も気になってるけど
酒井「え？あー………あの子だよ、あの子。岡野Aさん」
そう、彼女の名前が出た時、僕の表情はきっと良くなかったと思う。
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美広(プロフ) - 何度かよませていただいてます！お話の続きを書くのは精神的にも大変かもしれませんが、いつか更新していただけると嬉しいです (1月31日 11時) (
レス) @page43 id: 0b2539d07f (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - この話全部好きです！続き楽しみにしてます！ (11月5日 19時) (レス) id: 219cc04327 (このIDを非表示/違反報告)
NTDO - 久しぶりに読み返しました。とても読んでいて楽しかったです。これからも頑張ってください。 (2023年4月8日 13時) (レス) id: 7b003e74f6 (このIDを非表示/違反報告)
名khide_きど(プロフ) - 今日全部読ませてもらいました！とても素敵な内容ですね！お話の続き楽しみにしてます！ (2021年7月26日 11時) (レス) id: 3cb4d9fedb (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - ラムネさん» はじめまして……！ありがとうございます！そして、間違えてて申し訳ございません！！！ (2020年12月13日 23時) (レス) id: bbd08cc28f (このIDを非表示/違反報告)
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