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Aside
ゴォーっという、ドライヤーの音が止まった。
キッチンで、ご飯を作ってる途中だったので火を止めて漣くんのところに向かった。
『あ、髪乾いた…………って、まだ濡れてんじゃん！』
牙崎「これくらいいいだろ。それより、早くなにか食わせろ！」
『ダメ。ちゃんと、乾かして、
それに、まだ出来てないから。』
チッ、と舌打ちをしてドライヤーのスイッチを入れた。
……今は案外素直だなぁ。なんて
再び、キッチンに戻り火をつけた。
それから、10分くらいで料理が完成した。
……まぁ、ほんとんどコンビニで買ったやつだけど。
お皿に盛り付けお盆に乗せて、リビングへと持っていく。
「おまたせ」と漣くんが座ってる椅子の前にある机に置く。
髪は…………ちゃんと、乾いてるようだ。
牙崎「フン、まあまあな出来じゃねーか！オレ様が食ってやる。感謝しろよ！」
『はいはい。ゆっくり食べててねー』
牙崎「アン？オマエは食わねぇのかよ」
『私はやる事あるからね。終わったら食べるよ』
そう言って、少し離れた場所にパソコンを広げた。
何か言いたそうだったけど、食べ始めたから……まぁ、大丈夫だろう。
・
それから、10分ほどで漣くんは食べ終わった。
『食べたなら、歯磨きして早く寝てね。明日も朝から収録でしょ。ベッド使っていいからね』
牙崎「…オマエ、いつまでそれやってんだよ」
『あー……キリよくなくて。でもあともう少しで終わると思うから大丈夫！電気消してもできるから、気にせずに寝ていいからね』
牙崎「……オマエも早く寝ろ」
『寝る寝る。大丈夫〜』
そう言うとガタッと机を叩くように立ち、座ってる私の目の前に仁王立ちをする。
牙崎「オレ様が寝ろって言ってんだから、早く寝やがれ！」
『ええ…………』
牙崎「じゃねぇと、オマエ寝ねえだろ」
『ね、寝るって』
牙崎「じゃあオマエが寝るまでオレ様が起きててやる。
見てやんのも、主人の役目だからな！」
………………これは困ったな。
多分、これ本当に私が寝るまで起きてるやつだよ。どうしよう…………今やってる作業、全部やりたいし…でも寝ないと、漣くんが、寝れないし……………………こ、ここは寝たフリするしかないかな
牙崎「寝たフリなんざしよーとしても無駄だからな」
……漣くん、読心術も使えたの、、、
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美広(プロフ) - 何度かよませていただいてます！お話の続きを書くのは精神的にも大変かもしれませんが、いつか更新していただけると嬉しいです (1月31日 11時) (
レス) @page43 id: 0b2539d07f (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - この話全部好きです！続き楽しみにしてます！ (11月5日 19時) (レス) id: 219cc04327 (このIDを非表示/違反報告)
NTDO - 久しぶりに読み返しました。とても読んでいて楽しかったです。これからも頑張ってください。 (2023年4月8日 13時) (レス) id: 7b003e74f6 (このIDを非表示/違反報告)
名khide_きど(プロフ) - 今日全部読ませてもらいました！とても素敵な内容ですね！お話の続き楽しみにしてます！ (2021年7月26日 11時) (レス) id: 3cb4d9fedb (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - ラムネさん» はじめまして……！ありがとうございます！そして、間違えてて申し訳ございません！！！ (2020年12月13日 23時) (レス) id: bbd08cc28f (このIDを非表示/違反報告)
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