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Aside
次の現場はJupiterのため、一旦迎えに行く
御手洗「Aさーん、遅ーい!」
『ごめんね、翔太くん』
伊集院「A、お疲れ様」
『3人こそ、お疲れ様。
765プロさんとの番組どうだった?』
天ヶ瀬「楽しかったぜ!
久しぶりの共演だったしな」
『そっか、それは良かった。
えっと、今から雑誌の撮影だからね。運転は私がするから、移動中はちゃんと休むんだよ』
伊集院「…A、だいぶ疲れてるね。大丈夫?運転なら俺が変わるけど」
『えっ、だっ大丈夫だよ。さっき、事務所で十分休んだから!』
伊集院「……そう」
御手洗「…ねぇ、Aさん!
これ、あげるよ」
『え、チョコ?』
御手洗「うん、さっきスタッフさんから貰ったんだ〜。よかったら食べてよ」
『あ……ありがとう』
なんか高そうなチョコだなぁ…本当に貰っていいのか不安だけど……まぁ、いいか。
『じゃ、挨拶して移動しよっか』
****
外も少しだけ暗くなり始めた。
Jupiterの3人だ。雑誌の撮影くらいなら、1時間も経たずに終わるだろう。
移動中、翔太くんは寝ていた。
冬馬くんは、イヤフォンで曲を聴いていた。
北斗は……話し相手になってくれた。
「おっ、来たな。」
『本日は、よろしくお願いします!』
「「「よろしくお願いします!」」」
「あぁ、こちらこそ。よろしくね。
早速だけど、準備に取り掛かろうか」
「「「はい!」」」
伊集院「A。
Aは、椅子にでも座ってゆっくり見ててよ」
『…椅子には座んないけど、ちゃんと見てるね』
伊集院「俺だけを見ててくれる?」
『3人を見ています』
伊集院「…Aならそう言うと思ったよ。」
だっていつも同じこと言ってんじゃん。
…て、口に出したら負けなんだろうけど。
御手洗「Aさーん!僕頑張るからねー!」
「こ、こら!御手洗くん…!」
ブンブン手を振ってる翔太くんに、小さく振り返す。
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