315プロの苦労人 01 (ページ2)

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Aside

できたての事務所。315プロダクション。
主属しているアイドルも以前よりかなり増えた。

そんなわけで、書類などたくさんあり今も1人、事務所に残っていた。

キーボードを打つ音と、時計の音だけが事務所内に響いている

明日は
ドラスタとS.E.Mの6人が歌番組
春名くん、悠介くん、龍がバラエティ番組
Beitが地方のロケ。今頃プロデューサーと向かってるはず。
Jupiterは765プロさんの番組にゲストとして出演
四季くんと隼人くんがクイズ番組
あとは…………

『……眠い』

一昨日からあんま寝てないんだよなぁ…
1ヶ月後にはライブも迫ってるし…セトリ考えないといけない……

瞼が閉じそう…………

『……寝るか』

少しだけ寝て、それからまた片付けよう。
そう思い、うつ伏せる。

すると直ぐに意識を手放してしまった＿＿＿＿

＊＊＊＊

｢…い、……ろ、…い！｣

『ん……んんん…………』

｢おい！A！起きろ！｣

『…………ん？あく、の……くん……？』

握野｢まだ残ってたのか｣

『……なんでここに、』

握野｢ちょっとその辺走ってたら、事務所が電気ついてるし、誰かいるのかと思って来てみたんだよ｣

あぁ…なるほど

握野｢あと、何故鍵を閉めていないんだ｣

『面倒くさくて…』

握野｢はぁ……来たのが俺じゃなくて知らねぇ奴だったらどうしてたんだよ｣

『戦ってましたね』

握野｢相手が男だったら勝てるわけねぇだろ｣

『かっ、勝てますよ』

握野｢勝てる勝てないの問題じゃねぇ
…お前寝てたら何されるかわかんねぇんだぞ｣

何かって…………

『はっ！！そ、そうですよね！資料とか盗まれたら大変だもんな！！』

握野｢それも大事だけど、そうじゃねぇ……自分の心配をしろ｣

『え？私のですか？いやいやー、大丈夫ですよー！』

そういうと、大きくため息をつかれた

握野｢今日はもう帰れ｣

『いえ！まだやることがありますので！』

握野｢お前一人ここで残すと危ねぇんだよ。
残りの仕事するなら家でやれ』

『わ、分かりましたよー』

握野｢そうと決まれば準備をしろ。
家まで送っていく｣

『えっ、いいですよ！そんな！』

握野｢送っていく｣

『分かりました…』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
握野くんの口調わからない…
なんか違う気がする( ᷇࿀ ᷆ )