アイナナ！〇〇してみた！？されてみた！？02

逢坂壮五 ページ48

Aside


『はーい！』


壮五「こんにちは」


『こんにちは！』


壮五「相変わらず綺麗な家だね」


『いやいや…その言葉そのままそっくり返しますよ…』


壮五「…どうかしたのかい？暗いようだけど…」


『ふぇ！？い、いや！！なにんにもないよ！！うん！！』


壮五「だといいんだけど…」


『うん！！さ、上がってあがってー！
ソファーに座ってて！！』


壮五より早く部屋に入りキッチンに向かう


壮五「あ…うん？」


いそけいそげ…


急いでレンジからクッキーを出す


壮五「…なにか作ったのかい？」


『！！いつの間に…』


壮五「…クッキーだね」


『……ソウデス』


壮五「焦がしちゃったんだね」


『せっかく作ったのに…甘さ控えめに作ったんだけどね…失敗しちゃった…ごめんね』


壮五「僕のために作ってくれたの…？
…A、ありがとう」


そういって頭を撫でてくれた


壮五「それ捨てるつもりだったの？」


『あ、うん！そうだよ！』


壮五「じゃあ、もったいないから僕が食べるよ」



『…え？いやいや！！だめ！！こんなもの！』


壮五「僕は食べたいな？」


『今度また作るから！ね？』


壮五「もったいないよ。
せっかくAが頑張って作ってくれてんだから。しかも僕のために。」


『いや、大丈夫！だから…ね？』


壮五「このまま捨てると虫が来ちゃうよ？」


『え…それは…嫌だ…』


壮五「ふふ、じゃあ僕がもらうよ」


そういって1つとって口に入れた


『あぁ…』


壮五「うん、美味しいよA」


そういって微笑んでくれた


…壮五はやっぱり優しい


『ありがとう…壮五…』


壮五「Aの料理は最高だね」


そんな大げさなこと言っちゃって…



『ああ、もう壮五好き』


壮五「えぇ？？いっいいいきなりなんだいいい？！
//」


たまにませるこんな表情も大好き


『ふふ、なんでもないよ♪』

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