未成年の女の子は日本からきた未来が見れる少女でした

ひとつやねのしたで ページ14

Aside


いきおいで、一緒に寝たけど…




恥ずかしいよ！！！！！距離近い！！！！！！




自分で、こうしたのに何言ってんだよって感じだけどさ……なんていうんだろう…


少しだけ、後悔してる…。



明日、起きたら一応、レオくんに謝っておこう



…寝ないと、明日はバイト先探すんだから



私は、瞼を閉じた



。



私は、夢を見た



それは、嫌な夢。思い出したくもない現実だった夢


言い方おかしいけど、夢。


みんなが私を囲んで、殴ったり蹴られる夢


すごく痛い、夢だけど痛みを感じた


赤くなった、でも私は泣かなかった


辛くても笑顔でいた


にこにこ、にこにこしていた。


どんどん人が遠ざかっていく


私は、また、ひとひぼっち


その時、目の前に1人の男の子が現れた


誰かに似ている


でも、誰かはわからない


「君はこのままでいいのか」


…このまま？そんなの嫌に決まってる。よくないに決まってる


「じゃあ、見返してやらなよ。今まで裏切った奴ら全員。」


見返す？…そんなのできたらしてるよ。


「じゃあ？君はこれからもずっと、ひとりのまま」


え、まって…どこいくの？ねぇ…！


…嫌だ…嫌だ…


･


･


「___ちゃん！！____ちゃん！！」


…？


「___ちゃん！！！Aちゃん！！」


『え……レオ、くん…？』


レオ「Aちゃん…大丈夫？すごいうなされてたけど…」


うなされて…た？


『うん…大丈夫…』


レオ「大丈夫じゃないでしょ！Aちゃん泣いてる…」


『え…』


ほんと、だ……



レオ「ほんとに大丈夫…？悪い夢でもみたの？」


悪い夢…夢…ゆめ


『…うん、でも大丈夫…起こしちゃってごめんね…？』


レオ「いや…大丈夫だけど……何かあったら言ってよ？」


『うん…ありがとう、レオくん。
それじゃあ…おやすみ』


再び横になって瞼を閉じた


…レオくんに心配かけちゃったな…


はぁ…

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