さんかくと仲良くなったら。【斑鳩三角】

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「あー！みんな帰ってきたー！紹介します！お友達のAです！」




「あ、初めまして」




軽くお辞儀をするとザワッとしだすそこ。






「ほんとに友達なの？どう見てもカップルでしょ」




「お、お似合いですっ！」




「てかメチャカワじゃね？！LIMEしてる？交換こしよ！」




ドワっと一気に話しかけられてどれから答えていいかわからず三角くんの腕の中でアワアワしていると




ギュッ、と腕の力が強くなったのがわかった。





「え、三角く＿」


「だめ〜！Aはオレの仲良しさんだからみんなにはあげないっ。」




「……」


「……」


「わーお…スミーってば独占欲丸出し…」


ダメったらダメなの〜！とほっぺを膨らませている三角くんは最高に天使でした。はい。





「大丈夫だよ三角くん、私の一番は三角くんだから」



「……ほんと？」



「めっちゃほんと」



「うーーん、、じゃあいいよ！」



一番という言葉が嬉しかったのかムスッとした表情から一転、ぱぁっと花が咲いたように笑った




んふ〜と笑う三角くんが可愛い。もう可愛い。




──その頃、空気になった談話室にいる諸君




「なにこの蚊帳の外感」


「あれで付き合ってないとか嘘っしょ……」


「けしからんもっとやるネ」


「ワロタ珍しく通訳いらない言葉使ったのが驚きだわ」





あの二人が付き合っていないことに疑問を覚えていたのだった。

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