４１話 ページ42
天月side
『なんで、泣いてるんですか？』
天「え、泣いてなんか･･････あれ？」
気づくと僕の目から大粒の涙がこぼれ落ちていた。
天「あれ？なんで、」
必死に止めようと目を擦るがなかなか止まってくれない。
天「見ないでっ、」
泣いてるところなんて見られたくなかった。だから咄嗟に彼女に背を向けた。
それでも涙は止まってくれない。
すると後から彼女の手が伸びてきた。
『本当は辛かったんですよね。笑いたくなかったんですよね。泣きたかったんですよね。』
そう言い彼女は僕を抱きしめた。
天「ちが、そんなこと･･･」
『じゃあ、その涙はなんですか？』
天「これはっ、目にゴミが･･･」
『嘘つかなくていいんですよ。泣きたい時は泣けばいいんです。じゃないと泣きたい時に泣けなくなってしまう。辛くなってしまう。』
天「うっ、うぁぁぁっ！」
僕は泣いた。
声が枯れるんじゃないかってくらい大きな声で泣いた。
僕が泣いてる間彼女はずっと「大丈夫、大丈夫」と言いながら背中を叩き続けてくれた。
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紫雲 - ど、どうか。。。更新をやめないでくださいぃ、。。 (9月30日 23時) (
レス) @page50 id: e2f39f84a1 (このIDを非表示/違反報告)
めぞぴあの(プロフ) - 続き、見たいです… (8月30日 22時) (レス) @page50 id: 269b094ab0 (このIDを非表示/違反報告)
咲花彩美(プロフ) - 水晶輝さんの作品が大好きです！更新待ってます。 (2022年6月6日 19時) (レス) id: 767ad737a3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 大好きです！応援してます！頑張ってください^^* (2020年5月21日 7時) (レス) id: 0991220add (このIDを非表示/違反報告)
桜鈴(みすず) - 応援し続けています。 (2020年4月13日 8時) (レス) id: 3e552d64a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水晶輝
作成日時：2017年12月17日 17時
