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彼女 と 戦闘〜5 ページ28

書き方戻り?ます。

**


『ありがとうキリンちゃん!!』
キ「いえいえ、お安い御用ですよAさん」


そう言って私は彼の手を付かんでおきあが……れなかった。痛い。

右手がさっきの衝動で打撲したらしい。あの男、確かハンマーか?を持っていたな。

私は電話で連絡しておいたキリンを見上げ、そのあとに視線を彼らに向けた。
やっぱり、呼んでおいて正解だったなぁ。


う「大丈夫!?A怪我は、っあぁもう、打撲したの!?ヒビはいってない!?」
『大ちゃん大丈夫よこれぐらい』


泣きそうな顔ですっとんで来た大先生に私は笑い返す。
私が怪我をすると彼は毎回こうして柄にもなくすっとぶ。そして怪我の具合を聞き出すのだ。いつもとのギャップが凄まじい彼であった。

決して殴られてヨかったとかいえない雰囲気である。私の人柄に関わるレベルで。(もう関わっている)


ト「ありがとうな。正直、気がまわっとらんかった」
キリン「いいんだよ、ちょうど暇していたからね。まったく、駄目だよぉA、警戒は怠ったら」
『それ私にじゃなくて、満身していた彼らに言う言葉では』
オ「だってぇ〜〜銃兵しかおらんと思ったんだもん」


だもんじゃありません!そんな可愛く言ったって……言ったって……言ったって……言っ
うん可愛い。はい許す。


ロ「とりあえず、報復完了かな?」
兄「あぁ、一人も逃がしてはないからね」
コ「出た【囲手】!!」
兄「そんなんじゃねぇよ。ただちょっと罠はっただけだって」
シャ「やっぱり囲ってるじゃないっすかやだぁ」
ト「そう言えばオスマン、お前銃兵潰してる時さりげに俺ねらっとったやろ!!」
オ「露土戦争って知ってるかな」
グ「お前こいつにたいして何の恨みかったんだよ」
ひ「はやく服洗いたい……」
し「はやく検死しないとなぁ」
う「検死は必要あるん?」
ゾ「殺|したりないなぁ」
エ「ゾムーク怖い」
キリン「みんな仲良しだねぇ……」



各々が喋りだし、緊張感が溶けてゆく。
よっこいせ、と左腕を使い立ち上がった私は、そんな彼らの様子を眺めていた。
うんうん、昔と比べて、ずいぶんと強くなったもんだ。
ずいぶんと、仲良くなったもんだ。


自嘲気味に笑って、私は空を見上げた。
北海道の空は、もう赤く染まり始めていた。
そんな空にひとつ、誰にも聞こえないように気持ちをこぼす。



『夕陽がきれいですねぇ』

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べっこう飴エ - 匿名さん» コメントありがとうございます!はい。更新無理しない程度に頑張りますぜ。楽しみにしてくださる方がいるだけで私は嬉しいです…… (2017年8月31日 17時) (レス) id: 3df4290eb9 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - とてもとても面白かったです!更新無理せず頑張ってください!楽しみに待ってます (2017年8月30日 20時) (レス) id: 5ca040729c (このIDを非表示/違反報告)
べっこう飴エ - おにぎりさん» コメントありがとうございます!ネタが有る限り、今は更新を続けるつもりですので、頑張りまっせ。 (2017年8月21日 7時) (レス) id: 3df4290eb9 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月20日 21時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:べっこう飴エ | 作成日時:2017年8月18日 23時

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