ホグワーツ特急に乗って02 ページ2
子供たちが空いたコンパートメントや友達のいるコンパートメントに荷物を置くと、窓から見送りに着いてきてくれたモリーたちと言葉を交わした。
「モリーさん達のおかげで、とても幸せな休日を過ごせました。ありがとうございます」
「セレナちゃんも、ロンを守ってくれてありがとう。でも学校でも無茶しちゃダメよ？」
「セレナ、またクィディッチとドラゴン対談しようぜ！」
「魔法薬、ありがとう。今度珍しい薬草があったら送るよ」
大人たちが子供たち側から言葉を受け取ると、チャーリーが「皆が考えてるより、また早く会える」と笑い、ビルは目を輝かせて「今年は面白くなる」と言い、モリーが「今年はホグワーツで色々あるから休暇は帰ってこない」と意味深な発言をしたため、痺れを切らしたロンがイライラした口調で叫んだ。
「三人が知ってて、僕たちが知らない事って何なの！？」
それでもモリーたちは一切口を割らずニコニコとしたまま「今夜わかる」と、遠ざかるホグワーツ特急に乗るセレナ達を見送った。
セレナたちはコンパートメントに戻り、モリーたちの残した謎について話し合った。
「バグマンさんも言ってたよね。何かあるって」
「魔法省と親が知ってるのよ、きっと。お父さんにドレスを二着買った理由を聞いても答えてくれなかったもの」
「ますます怪しいや」
その時、ハーマイオニーがシッと人差し指を唇に当てて隣のコンパートメントを指さした。
そっと耳を澄ませると、向こう側からセオドール・ノットの自信に満ちた声が聞こえてきた。
「父上は僕をダームストラングに入学させようと思ってたんだ。ドラコのとこもそうだろ？まぁ、父上は向こうの校長をご存知だからね。ほら、父上はダンブルドアを『穢れた血』贔屓だからと評価してるからな。ダームストラングじゃ、そんなくだらない連中は入学させない。でも一人息子を遠くに置くのをお爺様が反対したんだ。父上が仰るにはダームストラングじゃ『闇の魔術』を実際に習得することが出来るらしい。僕たちがやってるようなケチな防衛術じゃない……」
四人は耳を澄ますのをやめて座席に座ると、四者四様の表情を浮かべた。
ハーマイオニーは「ダームストラングが自分に合ってたと言いたいの？」と憤慨し、ロンは「そっちに行ってくれてたらアイツのこと我慢しなくてすむのに」と呆れ、ハリーは「ダームストラングってどんな学校なの？」と興味を持ち、逆にセレナは「闇の魔術に特化してる学校よ」と興味無さそうに言った。
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れい - 『ハリーポッターと終末の子 11』お疲れ様でした！空いた時間があれば「これ読むか！」となるぐらい大好きで、マジでいつも読んでいます！コメントしすぎでウザかったら、本当にごめんなさい！でもそれぐらい大好きなんです！『終末の子 12』でも、お世話になります！ (4月16日 15時) (
レス) @page50 id: d760ec90d4 (このIDを非表示/違反報告)
Tumu(プロフ) - こちらこそ丁寧に対応していただきありがとうございます！これからも陰ながらですが応援させていただきます！ご自分のペースで無理せず頑張ってください！！（返信ご無用です！） (4月14日 20時) (レス) id: db34b7de60 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - Tumuさん» Tumuさん初コメありがとうございます！こちらのミスでupされてなかったようです。大変申し訳ございません。それと、教えて頂きありがとうございました！またご指摘ありましたら、お気軽にお声掛け頂きたいです！ミスの多い私ですが引き続き応援よろしくお願いします！ (4月14日 13時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
Tumu(プロフ) - コメント失礼します！はじめまして、毎日更新楽しみにしています！私のスマホのバグてかだったら申し訳ないんですけど、｢杖調べ04｣って更新されてますか？？私の画面だと3の後に5なので…もし私の間違いでしたら本当に申し訳ありません！これからも頑張ってください！ (4月13日 15時) (レス) id: db34b7de60 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - れいさん» れいさん、コメ＆ご指摘ありがとうございます！読んで頂いた方に不快な思いをさせてしまいこちらこそ申し訳ございません。自分でもよく分からない間違いに思わず笑ってしまいました笑また見つけたらお気軽にお申し付け下さい！ (4月13日 8時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レン | 作成日時：2024年2月27日 7時
