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魔法薬の先生02 ページ32

授業では、水曜日の真夜中に望遠鏡で夜空を観測し、星の名前や惑星の動きを勉強し、週三回ある薬草学はセブルスの教育もあり難なくこなした。

魔法史は、本を読むことが多かったセレナにとって知っていることの方が多く、退屈で仕方がなかったため眠気に忠実に従った。この時だけはハーマイオニーに叱られることが多かった。

変身術の時間は、寮監のマクゴナガルがお説教と共に始まった。
先生の変身術を見せてもらうと、早くやりたいとウズウズする生徒が大勢いたが、実際にやってみると難しいことがわかり、大勢の人が頭を悩ませていた。
そんな中でもハーマイオニーとセレナだけはマッチ棒を針に変えることが出来、マクゴナガルの珍しい微笑みを見れた。

そして、皆が期待した闇の魔術に対する防衛術は、なんとも酷かった。教室はニンニクの匂いで充満し、クィレルはオドオドしすぎて話がなかなか進まなかった。
これならセブルスに教鞭を任せるべきだと、セレナは思った。

「ほら、セレナせっかくなんだから準備して大広間に行きましょう?」
「ありがと、ハーマイオニー。確か今日って…」
「貴女の待ちに待った魔法薬学よ。まだ寝ぼけているの?」

「少しね」

セレナはベッドから這い出て、ノロノロと制服に着替えると、ハーマイオニーと共に部屋を出た。

そう、今日は待ちに待った義父(セブルス)による魔法薬学がある。

ルンルン気分のセレナに、ハーマイオニーは呆れながら「貴女って意外と気持ちが表情に出るタイプよね」と言うくらい感情が表に出ていたみたいだ。
すれ違う人たちが、そんなセレナを見て頬を染めてみていたことも知らず、セレナの頭の中は授業でいっぱいだった。



大広間で予習をしながら朝食を取っていると、いつの間にやらハリーたちも来ていたみたいで軽く挨拶をする。
しかし、相変わらずと言うべきか、ハーマイオニーとロンは会話を一切せず、顔も合わせない様子だった。

毎朝恒例のふくろう便が届く中、珍しくハリーに手紙が届いたのがセレナの視界の端に映った。
ハリーは手紙を開けると嬉しそうに微笑んでロンに話しかけては、今度はセレナをチラチラと見ていた。

何か話したいことがあるのかと、セレナはハーマイオニーを見ると本に集中しているのを確認し、ハリーに声をかけた。

「どうしたのハリー、何かあった?」
「あのさ、セレナも良かったら授業終わりにハグリッドの所に来ない?」

ハリーのお誘いに、チラッとハーマイオニーを見たが我関せずといった感じのハーマイオニーに、セレナはハリーに一つ縦に首を振った。

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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