▼12 第二章 社員さん ページ12
「お疲れ様でしたー」
ロッカールームで制服から私服に着替えてバックヤードに出る。
タイムカードを切って一度置いたカバンを持ち直すと何処からともなく嫌いな社員さんが出てきて私の肩に手を乗せ体重をかけてきた。
「もうすぐバレンタインだね妹尾」
「はぁ…そうですね」
「バレンタインを渡す相手はいるのかなー？」
「…いませんけど」
私に彼氏がいないことをわかっててニッタニタと腹立つ笑みを浮かべている社員にとてつもなく腹が立つ。
これも一種のセクハラだろう。
家から近くて時給もいいしまかないも出るという好条件だからと始めたバイト。
最初こそは楽しいバイト先だったのだけど、それは数ヶ月前までいた先輩のおかげだったらしい。
その先輩がいなくなったとたんに社員のセクハラ発言が私に向けられた。
きっと今までいた先輩が私に向かないよう制御してくれていたんだと思う。
それを目の当たりにして、気づいた今となっては辞めたくて仕方ない。
なんとかセクハラ社員を振り切って他の社員の方やバイトの方にも挨拶をして帰路に着いた。
繁華街は華金ということもあって賑わっている。
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有馬(プロフ) - 007さん» お久しぶりです！あれはもう夢のコラボですね…本当…(;_;) (2019年8月14日 18時) (
レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
007(プロフ) - ご無沙汰してます！007ですー！有馬さんの小説が好きすぎてなんて言っていいのか分からないくらい好きです………。ハマリましたか…dに…僕はコラボ前から好きだったんでもう夢のコラボでしたよ… (2019年8月4日 2時) (レス) id: 378ccf97ed (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 雨色たまねぎ。さん» はじめまして、コメントありがとうございます。 嬉しいお言葉ありがとうございます。描写や心情が皆様にしっかり伝わるよう、これからも精進していきます(^^) (2019年6月6日 15時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
雨色たまねぎ。 - わわわ、…好きです、(文の書き方が好み過ぎる) (2019年6月2日 13時) (レス) id: c4ee0c2392 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - すみれいんさん» 初めまして、コメントありがとうございます。そのお言葉がとても嬉しいです(;_;)ありがとうございます！！ (2019年5月19日 12時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有馬 | 作成日時：2019年1月30日 23時
