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(You side)
「ねぇ拓実、
瑠姫くんと付き合ったよ。」
部活が終わって一緒に帰っている時拓実に言った。
瑠姫くんと付き合ったら言うてな、
前そう言われたから。
今はわかんないけど前は少なくとも自分に
好意を持っていた相手にこんな事を言うのは
気が引けるけど、そう言われたから仕方がない。
拓「え！ほんまに！？
おめでとうやん！」
正直どう思ってるのかなんてわかんないけど
そう言ってくれるだけで嬉しかった。
．
優紀と柊斗にも言ったら、思っていた
反応をしてくれた。
優「瑠姫くんめっちゃ幸せにしてくれそう。」
「めっちゃ王子だよ。」
優「そんな感じする。想像出来るもん。
···あ、王子だ。」
「何が？」
優「ほら、あそこ。」
優紀が指さした先には瑠姫くんが。
校庭の端のベンチに歩いていっていて、
横になろうとしていた所だった。
優「王子も女子に騒がれて疲れるんだよ。」
「あんたも1番最初騒いでた人やん。」
優「いまだに慣れない。
あの3人を近くで見るのは。」
「じゃあ多分私はお兄ちゃんで慣れたのかも。」
そう言いながら、瑠姫くんを横目で見た。
隣から贅沢者なんて声が聞こえる。
ぼーっとしてたら、あっちの方で話してた
拓実と柊斗が私たちの元に来た。
．
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作者名：みみ | 作成日時：2023年8月20日 0時
