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(You side)
「ねぇ、優紀、いい匂いって感じる異性とは
遺伝子レベルで相性がいいんやって。
知っとった？？」
今日の朝瑠姫くんと一緒来てる時にした話を
優紀にしてみた。
前同じ話をした時はなんとなく聞き流してたけど
今日はなぜだか聞き流す事が出来なかった。
優「知らない。誰がそんな事言ってたの？」
「今日瑠姫くんと一緒来てる時瑠姫くんが言ってた。」
優「そうなん？」
「うん。瑠姫くんの匂い好きって言ったら
そう言われて、前もこういう話したんよね。」
優「ふーん。じゃあ瑠姫くんと相性いいって事じゃん。
Aは瑠姫くんの事どう思ってんの。」
携帯を触りながら優紀が言った。
どう思ってるって言われたらよく分かんないけど、
そう思いながらなんとなく外を見てみた。
···あ、瑠姫くんだ。
そこには瑠姫くんと女の人が歩いて、何か凄く
仲良さげだった。
彼女かな、あの人。
一緒に遊び行って手繋いだりもしかしたら
それ以上の事も、そんな事を考えると何かもやもやする。
もしかして瑠姫くんの事が好きなのかな。
「瑠姫くんの事好きかも。」
優「うん、知ってる。」
「え！なんで！？」
優「態度出てるし。気づくの遅すぎ。
バレバレだったし。」
優紀にはお見通しやったみたい。
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作者名：みみ | 作成日時：2023年8月20日 0時
