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(You side)
「瑠姫くん、お誕生日おめでとうー！」
瑠姫くんの誕生日当日は私の家でお祝いした。
前日にお兄ちゃんが明日誰もいないよって
言ってきたから、飾り付けとかもしたいしって事で
私の家に。
『···これ全部Aがしてくれたの？』
「え、うん。なんか変だった？」
『いや、めちゃくちゃ嬉しすぎる。
ありがとう。』
「喜んでもらえて良かった。」
子どもみたいに飾り物を見てテンションが
あがってる瑠姫くんを見るだけでも
私も嬉しくなる。
やって良かったなとも思う。
「瑠姫くんはいこれ、誕プレ。」
『え、誕プレもあるの？？ありがとう。
···めっちゃ良いこれ。着けてよ。』
「瑠姫くんに似合うと思って。」
私がプレゼントしたのはネックレス。
優紀と出かけてた時に瑠姫くんに似合いそうな
ネックレスを見つけた。
『え、めっちゃいいじゃん！
嬉しい、ありがとう。』
「そんな喜んでもらえると私も嬉しい。」
『ありがとう、ほんと。
めっちゃ大切にする。』
そう言って抱きしめてくれた。
もう約1年付き合えばハグする事は流石に
慣れてきて、あの緊張は安心感に変わっていた。
「瑠姫くんにぎゅーってされると安心する。」
『···俺も。ハグするとストレス減るらしいよ。
知ってた？？』
「出た。瑠姫くんの豆知識。
前も匂いの事言ってたよね。」
『テレビで言ってた。
うん、でもあれ割と本当かもね。
俺、Aの匂い好きだもん。』
そう言ってクンクンと匂いを嗅いできて、
最後に本当にありがとう、幸せ。と言ってくれた。
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作者名：みみ | 作成日時：2023年8月20日 0時
