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(You side)
優「Aおはよ。
これ、さっき瑠姫くんが持ってきてたよ。」
授業の合間の休み時間に瑠姫くんが来てたみたい。
最近忙しすぎて疲れて中々会えてないけど、
こういう所で瑠姫くんの優しさを感じると凄く嬉しい。
拓実といつも通り部活行ってると、部活に行ってるのか
瑠姫くんと純喜くんを見かけた。
先行っててと拓実に伝え瑠姫くんの元に走った。
「っ、瑠姫くん！」
『どうしたの、そんな急いで、落ち着いて。』
「あ、ありがとう。
っ、これありがとう。嬉しかった。」
そう言って届けてくれたものを出すと
私の好きな笑顔でAのためならお易い御用、と
頭をポンポンしてくれた。
「これで瑠姫くんに会える時間少なくても
色々頑張れる気がする。」
『じゃあ、俺も頑張れるようにぎゅーしとく。』
「いいよ。おいでー。」
学校でなんて恥ずかしいけど、今は少しでも
瑠姫くんとおりたくて手を広げれば
なんの迷いもなく私の広げた腕の中にくる瑠姫くん。
『あー、離れたくないわ。』
「私も。でもそれは無理だよ。これから部活だし。」
『···っよし。これで一時は大丈夫。
忙しくなくなったらいっぱいしよ。』
「いいよ。それまで頑張ろうね。」
そう言ってお互い部活に向かった。
拓「瑠姫くんに久しぶり会ったんちゃう？」
「久しぶりな気がするかも。
今の時期忙しいからね、しょうがないよ。」
部活に行くと先に行ってた拓実に言われて、
少し寂しい気持ちになった。
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作者名：みみ | 作成日時：2023年8月20日 0時
