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好きな季節 ページ13
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(You side)
「皆おはー。」
何気ない幸せな日常のおかげでか早いもので
4月になっていた。
この暖かくて穏やかな風が心地良いから
昔からとても好きだった。
いつも通り瑠姫くんと登校して新しいクラスが
掲載されてるとこまで行くと、優紀達がいた。
「もうクラス見たと？？」
優「まだ。私達も今来たところ。」
「川尻···かわs···あった！
優紀も同じクラスやん！」
優「ほんとに？やった！」
今年も見事に優紀と同じクラスで拓実と柊斗も
同じクラスだった。
皆一緒だ、と喜んでいるところに
お兄ちゃんと純喜くんが来て3人もまた
同じクラスらしい。
「1年生楽しくてあっという間だったな。」
『時間は永遠じゃないからね。
何があるかわかんないから楽しまないと。』
「瑠姫くん達は受験で忙しそう。」
『なるべく一緒にいれるように時間作るから。』
「ありがとう、無理だけはせんでね。」
『全然。俺が会いたいから。
もうそろそろ行かないと、放課後迎え来る。』
いつも嬉しい言葉をかけてくれる瑠姫くんは、
お兄ちゃん達と自分達の教室に向かった。
私達も自分達の教室に向かって歩き出した。
教室に着くと私の席は廊下側で、廊下の窓から
入ってくる風が心地良かった。
···寝れそう。眠。
そんな事を思ってたら担任が入ってきたから、
寝れないまま1日が始まった。
．
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作者名：みみ | 作成日時：2023年8月20日 0時
