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(You side)
今自分の家に瑠姫くんがおる不思議な状況。
今日は両親が旅行でお兄ちゃんは友達の所に
泊まるからって、お兄ちゃんが
瑠姫に泊まってもらえば？って言葉が事の発端。
夜ご飯の時間になったから冷蔵庫などの余り物で
ハンバーグを作ることにした。
「瑠姫くんハンバーグ好き？？」
『好き。』
「良かった。今日ハンバーグ作るけど
味は保証せんけん。」
『大丈夫、Aが作るのは全部美味しいよ。』
「食べた事ないのに？？」
そう言うと、うん分かると台所まで来た。
どうやら瑠姫くんは自炊が苦手らしい。
私の1つ1つの動作を見て、すげ〜とか言ってるから
笑ってしまう。
しばらくしてご飯が出来たから、リビングにいる
瑠姫くんを呼ぶとまたこっちに来て
手元を見てから、ありがとうと後ろから抱きしめられた。
···何回されてもやっぱり慣れない。
『ん！めっちゃ美味い！』
「ほんと？良かった〜。」
目の前には私が作った料理を美味しい美味しい言いながら
そして口元に少しソースをつけてる瑠姫くん。
一緒に住んだら、結婚したとしたらと想像したら
自然と頬が緩む。
何ニヤニヤしてるのと言ってくる瑠姫くんに対し
何も無いよと口元についたソースを取ってあげた。
ただ口元についてたソースを取ってあげただけだけど
幸せやな〜と感じる。
この幸せがずっと続けばいいなと思いながら
瑠姫くんを見た。
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作者名：みみ | 作成日時：2023年8月20日 0時
