あなたの壊し方-USSS- (ページ10)

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君は次の日も、その次の日も、何事もなかったかのように学校に来た。

「おはよう。今日も寒いね。」

S「A！おはよ。今日は一段と寒いなぁ。俺のマフラー貸すから膝掛けにしといてな。俺の可愛い彼女さんが風邪ひいたら嫌やから。」

ただ今までと違うこと。
それは、

君が教室に入ってくると真っ先に僕の元へ来ること。

もう君にお友達はいないということ。

君の話し相手は僕だけだということ。

Aの瞳には僕しか映らないということ。

君が、僕の、彼女だということ。

そして、僕が、君の、彼氏だということ。

頭の中がAでぐちゃぐちゃな僕と、心の中が僕でぐちゃぐちゃなA。

あぁ、なんて完璧なんやろう。やっと、僕だけの、僕のものだけの君になった。

君の綺麗な髪も、白くて細い喉も、優しさで包まれる笑顔も、

全部、

ぜんぶ、

ぼくのもの。

2人で、2人だけの世界で幸せになろうな。

かわええかわええA。

君に絡めた鎖はもう、心にトドメをさして、一生外れへんから。

【赤の壊し方】-F.i.n-

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＇鎖鎌＇

敵の手首や足に鎖を絡めさせたりしながら、敵の動きを封じたあと左手に持った鎌刃で斬りつけとどめを刺す。