#226 ページ28
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[本当は、すぐにでも自首しようと思っていました。でも急に声をかけられて、、慌てて立ち去って、、携帯を回収するのを忘れました]
［犯行の瞬間を撮影したのは自分が犯人だって証拠を残しておきたかったから］
［……朝になって取りに行ったら父がわたしを庇って彼女埋めている映像が残ってて。もし自首をしたら父も逮捕されると思いました。だから、ずっと黙っていました。］
［橘は家族を守ろうとしたんだね］
そんなカイくんの問いかけにゆっくりと頷く冬美ちゃんがそこには映っている。
［今になってどうして本当の事を言おうと思ったの］
［あの立て篭り事件が起きて、、何の罪のない家族を壊してしまったんだと気付いて。もう隠し通すことはできないと思いました。これを見せて父に本当のことが言いたかった。父からも本当の事が聞きたかった。父に謝りたかった。わたしのせいで警察官なのに間違ったことさせちゃって、、ごめんなさいって。天満さんの家族にも、、ごめんなさいって、］
そこまで聞くと。
片野坂さんは声を漏らして泣き始める。
「「『……』」」
その姿に、みんなも涙を浮かべた。
「…この９年間、家族を守ってきたのは教官だけじゃない。橘も教官と奥さんを守ってきたんです。そんなことをしたら、橘が悲しみます」
自分の顎に銃を突きつける片野坂さんを見ながら。
カイくんが涙ながらに話してくれる。
片野坂「……」
「あいつ、入学したての頃言ってました。」
"わたしの父も警察官です。"
そう誇らしげに言っていた冬美ちゃんの言葉が頭に浮かんだ。
「俺あの時橘がとても誇らしそうに見えました。、、生きて下さい。橘のためにも、天満さんの家族のためにも、、！」
「……」
『……』
片野坂「、、っ、」
「生きて罪を償って下さい」
カイくんがそう言えばゆっくりと銃が下ろされていく。
そして声を上げながら泣き崩れた片野坂さん。
『片野坂さんっ、、』
片野坂「もう、、遅いんだっ、、すまなかった、、すまなかった、、」
ただただ謝る片野坂さんにみんなも言葉を失う。
片野坂さんは銃を床を滑らせ及川助教の元へと滑らせると及川助教も静かにそれを拾った。
そして片野坂さんが胸ポケットから取り出したのはビデオカメラ。
片野坂「これを、」
『……』
「……」
カイくんがゆっくりと、静かに拾い上げる。
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misa(プロフ) - ゆうなさん» ゆうな様！楽しみにお待ち頂いて嬉しいです！Part6でも飽きずにお越し頂けると嬉しいです。笑 これからも頑張らせていただきます＾＾ (2020年11月1日 21時) (
レス) id: 0c10dc59de (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - ひゃー！！どうなるんだろ！！6も楽しみにしてます！！大変かと思いますが、頑張ってくださいね(っ´ω`c) (2020年11月1日 17時) (レス) id: 1dbb2efdaa (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - ポムさん» ポムさん！もどかしい展開ですね（ ; ; ）笑 いつも嬉しいコメントを頂け本当に嬉しく思っております！！ポム様にまた喜んで頂けるようまた更新頑張ります！ポム様もお身体に気をつけてお過ごし下さいね＾＾ (2020年10月31日 11時) (レス) id: 0c10dc59de (このIDを非表示/違反報告)
ポム(プロフ) - misaさんっ！なんという展開ですか！？うわあん。もどかしいです！お互い好き同士なのに、、！はやくお互いの気持ちが通じ合いますよーに！イチャイチャしてほしいです！お話更新されるたび嬉しすぎます！寒くなってきたので、体調無理されず頑張ってください！！ (2020年10月31日 2時) (レス) id: 0c4034b8f7 (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - じぇりーさん» じぇりー様！はじめまして！コメントありがとうございます！好きと言ってもらえて嬉しいかぎりです（ ; ; ）イチャイチャラブラブ目指して頑張りますのでこれからもぜひ遊びに来て下さいね＾＾ (2020年10月29日 0時) (レス) id: 0c10dc59de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Misa | 作成日時：2020年9月22日 15時
