君と。2 〜kei.i&daiki.a〜

86 ページ37

んー、、もう朝か。

隣にはまだ眠っている大ちゃん。




眠たい目をこすりながらリビングに向かうと、机の上に2人分の朝ごはん。







あ、お兄ちゃん作ってくれたのかな




どこまでも気がきくよね...さすがですアニキ。







大貴「んー、おはよ」


「朝ごはん、食べよ？」


大貴「ん」




朝だからテンション低めの大ちゃんとの朝ごはん。


ご飯食べていくにつれて、だんだんとお喋りになる姿が面白い。






大貴「あー、おなかいっぱい」



「今日の予定は？」



大貴「なんもないよ」



「ふふ、私も。じゃあ、」



久しぶりにデートしますか！


と、言おうとした瞬間。









ピピピピ....



私の携帯に着信が入った。





大貴「だれ？」


「にいちゃんだ」


大貴「出な？」





お兄ちゃんから電話なんて珍しくて、ちょっとびっくりしちゃった。なにがあったのかな





「もしもし、おにいちゃん？どうしたの？」


涼介「いや、あのーさ、ちょっと店来てくんね？」


「いいけど...どうして？」


涼介「まぁまぁ、とりあえずきて。大ちゃんと。」


「わ、わかった...」





するとすぐに電話が切れて、私の頭の中には？？？がいっぱい。


眉をしかめる私を見て、心配そうな大ちゃん。





大貴「どした？」


「なんかわかんないけど、お兄ちゃんの店に呼ばれたの。大ちゃんも。」


大貴「ええ？なんだろ。髪切ってくれんのかな？」


「わっかんないけど...行こっか？」





ちょうど予定がなかったから、準備をしてお兄ちゃんの働いている店に向かうことにした。




____________________________


こんにちは！作者です



こちらの作品もどうぞ！

有岡くんメインのバイト仲間のお話です！



メンバー全員出てきます！
笑えてきゅんとするお話です

ぜひどーぞ！



恋色バイトhttp://uranai.nosv.org/u.php/novel/msk20381/

87→←85

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す