君と。2 〜kei.i&daiki.a〜

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大貴『今日は久しぶりに俺んち泊まらない？』


って、朝に大ちゃんからラインが来た。




前に大ちゃんの家に泊まって日から、デートはしてるんだけど家で会うことはなかなかなくて。




様子がおかしかった大ちゃんも、今ではいつも通り。




お泊りが嬉しくて、準備をするだけでもニヤケがとまらん！早く行きたい！




るんるんしながら家を出て、大ちゃんの家の近くに来た時に、少しお菓子でも買おうとコンビニに寄った。



そして、コンビニから出た時、




え....



その人と目があった。








まって...うそ、でしょ？



心臓が大きく動く。








あの頃の茶髪とはちがう、黒髪の彼。









慧「...A。元気だった？」








いつぶりかな、私の名前を呼んでくれた。








慧くん、ちょっと痩せた？

でもあの頃とちっとも変わってない。









「..元気だったよ、慧くんは？」









慧「まあまあ、かな」









話が聞きたくて、いなくなった間に何があったのか。




今は二人で話したくて、大ちゃんの家の近くにあるカフェに慧くんと入った。









「なにがあったの？」





慧「いいよ、俺の話なんて」





「よくなんかない！私と大ちゃんが、どれだけ探したと思ってんの？」





慧「...ごめん」






「教えて？」







目を瞑り、深く深呼吸した彼。




まっすぐと私を見つめて、こう言った。






慧「単刀直入に言うね。



俺、結婚したんだ」






...は？





また、私たち3人の時計の針が動き出した。

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