ご主人様は9人います【JUMP】

31. ページ31

裕翔「準備ok？よし、レッツゴー！」


「ゴー！」





ゆっくりと、車が動き出す。




裕翔「あー久しぶり1日何もない日だ。」


「そうなの？」


裕翔「最近、忙しかったからね」





そうだね、裕翔くんあまり家にいない日が多かった。









裕翔「あ、そうだ。ランチ食べたらさ、映画見に行かない？」


「いいね！行きたい！」


裕翔「今ちょうど、知念の映画やってんだよ。見たかったからちょうどいいわ」






わ！あの王子様みたいな服装してた映画か！


楽しみだな〜、家に帰って知念くんに感想を言うのも楽しみ。






裕翔くんは、真面目な性格だからか、すごく安全運転。



運転する姿は、サングラスをかけているのに、中島裕翔オーラがキラキラキラキラと。



すごいね、横顔本当に綺麗。







裕翔「なぁーにジロジロ見てんの」


「いや、かっこいいなぁって笑」


裕翔「もー！なんだよ急に」







口調怒ってるのに、口元笑っちゃってるよ。笑


照れてるのかな、笑ってる顔がすごく可愛い。







裕翔「Aも可愛いよ」


「そ、そんな可愛いだなんて」


裕翔「ほんとほんと。彼氏いないのが不思議だよねーってこの前みんなと楽屋で話してた。」






！？！？


楽屋でどんな話してんの！




「そ、それはありがとう、、。


でも、好きな人いないしね。」



裕翔「もったいなーい」




「でも彼氏は欲しいよ！ほら今日みたいにお買い物したいし、映画も見たいし、遊園地とかにも行ってみたい！」







へぇ〜と、相槌を打ちながら聞いてくれる。






「でも、相手がいないからね。笑」









裕翔「....じゃあ俺が彼氏になってあげようか？」





タイミングよく赤信号で止まった車。



えっ、と驚いて裕翔くんを見ると、サングラスを下げて 私を見て微笑んだ。








裕翔「俺じゃダメなの？」





...心臓が張り裂けそうです。

32.→←30.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す