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17. ページ17

侑李 side





涼介も、大貴も、雄也も、いのちゃんも、ほんとにバカだよね。



Aを部屋に運ぶために言い合ってから、じゃんけんしようとしてる。





え?僕はそんなの参加しないよ

なんでかって?






ひょいっと、4人が気づかないようにAをお姫様抱っこした。

...軽い。想像の何倍も軽い。
てか、なんかふわふわしてて 柔らかい。






ふっ、僕って賢いんだよ。ズルイ性格って言われるけど、そういうこと。





気づかれないようにそーっと、リビングを出ようとそろりそろり歩く。





大貴「ちょ、おい!知念!!!」

涼介「おい知念それはねぇぞ!!」

雄也「知念ずりぃわ!!」

慧「ああーー!Aちゃんー!!!」





はは、ごめんね。
静かにしなきゃAが起きちゃうよ。


人差し指を口の前で立てて、4人に向かって しーっとする。






涼介「...知念には敵わねぇ。」

大貴「いつも美味しいところだけもってくよね。」



そんな会話を背に、リビングを出て二階のAの部屋に向かった。







ガチャ




失礼します、と、心の中で言ってから、
奥にあるベッドにふわりとAをおろしてあげる。






すぴーすぴー...


あっ、ふふ、寝顔可愛い。






寝返りを打ったと思ったら、Aの目がうっすらと開いた。




「ん....、ちね、くん?」


侑李「うん」


「そっかぁ、..へへ、あり、と。」






...っ、

半分寝てるから、ふにゃふにゃしてる。




「...おやすみ、。」



そういうとまた、すぐに寝てしまった。




...普段ならこんなことしない僕だけど、2回だけ ゆっくりと頭を撫でて Aの部屋を出た。








.....







リビングに向かうと、4人がぎょろりと睨んできた。






涼介「知念、次は譲れよ」

「はいはい」

慧「なんかした!?」

「...してないよ」

大貴「なにその間、あやしいぞ!」





本当に何もしてないって。
頭撫でたくらいだし。









でも、寝る前のふにゃふにゃしてるAは、すごく可愛いかった。
守ってあげたくなるような、抱きしめたくなるような気分になった。








だってその証拠にさ、まだ心臓がドキドキしてるんだ。

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りり(プロフ) - ふわふわさん» ふわふわさん、ありがとうございます!みなさんがウキウキできるように、これからもがんばります!パート2もよろしくお願いします! (2018年2月12日 17時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - この作品とっても面白いです!これからの展開が気になってウキウキしてます!私、こういう作品大好きです!頑張って下さい! (2018年2月5日 17時) (レス) id: ac25ff97f4 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - まりあさん» 初めまして!私もニヤニヤしながら書いてます!笑 これからも頑張ります!!! (2018年1月27日 19時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - はじめまして!!ほんとキュキュンにやけながらよんでます…笑これからも更新がんばってください!!応援してます! (2018年1月25日 16時) (レス) id: d097324b17 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - JUMPLoveさん» はじめまして!ありがとうございます!面白いって言っていただいて 嬉しいですすすす!!!がんばります! (2018年1月24日 20時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りり | 作成日時:2018年1月9日 15時

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