ご主人様は9人います【JUMP】

33. ページ33

涼介 side





「「お疲れ様でしたー！」」








雄也「あーマジで過酷だった」

光「ケケケ ほんと無茶させすぎだよ！」

薮「光、途中危なかったよな」

圭人「このロケ本当に慣れない...」







そうそう、今日はこのメンバーで、レギュラー番組の撮影だったんだけどさ、いつもみたいに超過酷だったんだよ。







圭人がいつもしてる 滑り台のやつしたんだけどさ、ほんと、体ぶっ飛ぶんじゃねぇかって思った、マジで。









「あー疲れた」







トボトボと重い体を引きずって、楽屋に戻る。

みんながソファに座って、スマホを開いた。









雄也「え、なにこれ」


光「えっ、裕翔今日オフなの？」


薮「あーそういえば、オフだな」







3人が騒ぎ出したから どうしたのかなと思い、同じように画面をつけた、ら、、、






ピザを食べるAの写真と、


ゆーてぃーが自撮りして 2人で写ってる写真。









「はぁ？んだよこれ」


圭人「ふふっ、A、すごい幸せそうな顔してる」


光「そこじゃねぇよ！なんで出かけてんだよ！」


雄也「これデートだね〜」


薮「裕翔、さすがだな」








美味しそうにピザを食べてるAさん。


ああーいいなぁ、俺もピザ食いてえわ。








じゃねぇ！


Aをこんな昼間っから連れ出して...






羨ましい。









この2週間、Aと暮らしてきて 危なっかしいところも、面白いところも、お茶目なところも、いろんな顔を見てきた。






まぁそれがさ、かわいいわけよ。






一般人の女の子と接することなかった俺らにとって、それは十分すぎる癒しであって、落ち着く場所であって。




お兄ちゃん目線のような...彼氏目線...のような感じ？







わっかんねぇけど、ゆーてぃーと2人で出かけてることに腹が立った。

34.→←32.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す