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まさかまさかの ページ31

ピンポーンと音がなり、大ちゃんがインターホンを見ると、そこには女性が一人写っていた。





大貴「えっ、母ちゃんきたんだけど」



「、、、えええええええ!?」



まってまってまって、急に、、、

とりあえず机の上を 見たこともない速さで綺麗に片付けた。

それから急いでリップを塗って、髪の毛を整えて...





よし、ご挨拶しないとだめだよね。こういうの初めてで、緊張して来た。




ガチャ...


大貴「ひ、ひさしぶり」


母「あんたたまには帰って来なさいよ〜」



大貴「あはは、いや、てか、さ

あのさ、今日彼女きてるんだよね 」



リビングから耳を澄まして、玄関の会話を聞く。



母「今きてるの?あらやだ、邪魔しちゃった?」



パタパタ歩いてこっちに向かう気配がする。


心を落ち着かせて、深呼吸。


ガチャ



「ここここ、こん、にちは!

大貴さんとおつきあいさせていただいてる、井上Aと申します」


母「よろしくね、あら めっちゃ可愛い子じゃないの!

あんたにもったいないくらい」



大貴「ほんと可愛いでしょ?

A、緊張しすぎ笑」



大ちゃんに背中をトントンされる。



母「いい子そうで安心した

大貴、うるさいし寝起き悪いけど..仲良くしてやってね?」



「こちらこそよろしくお願いします!」


大ちゃんのお母さんの笑顔は、大ちゃんが笑った時の笑顔とそっくりで、やっぱり親子だなぁと思った。



母「家から、色々持ってきたから、夜ご飯作ってあげるわね

二人はゆっくりしてて?」


大貴「お、ラッキー」


「私、手伝います!」


母「まぁ、いい子ねほんと、ありがとう

息子の彼女と台所に立つなんて、、幸せね」


大貴「ちょ、かあちゃん、Aに怪我させたらまじ怒るからな?」


母「ふふ、もう、あんたったら..」





大ちゃんのお母さんと台所に立ち、
二人でハンバーグを作ることになった。



あ〜めちゃくちゃ優しいお母さんだし、めちゃくちゃ面白いし。幸せだ私。

大ちゃんは 台所の前のカウンターに肘を乗せて、私とお母さんを見ながら微笑んでる。


まだお酒抜けてないのかな、今日はいつもに増してよくしゃべるね。

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みかん(プロフ) - こんなお店でバイトしたい!みんなの楽しそうな感じ、目に浮かんじゃいますね。このお話、好きです。これからも頑張って下さい! (2018年2月13日 22時) (レス) id: 54fbc623d8 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - るなさん» きゃーーーーーありがとうございます、めっちゃ嬉しいです 涙ちょちょぎれました (2018年1月7日 21時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - このお話ドストライクすぎます(>_<)更新頑張ってください!! (2018年1月7日 20時) (レス) id: 8cb6705672 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りり | 作成日時:2017年12月11日 23時

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