目覚め ページ15
月曜日の朝、一週間の始まりとも言える朝。
私の起こしたのは、
チュンチュン...と可愛い小鳥のさえずり...ではなく、
カーテンから差し込む眩しい朝日...でもなく。
大貴「うわああああああああああ」
「！？！？ え！なに！？！？」
大ちゃんの大きな大きな叫び声でした。
大貴「え、まって？これどういう状況？俺、なんかしちゃった？襲っちゃった！？！？いや、服着てるか、え？なにこれ？てかここどこ？Aんち！？」
寝癖たっぷり♡超絶寝起き顔♡の大ちゃん。
あわあわあわと焦ってるけど、、うん、酔っ払い野郎はなんも覚えてないのですね、、。
「ほんっっっとに、何にも覚えてないの？」
大貴「...うん。」
「あのね、みんなとバイバイした後 大ちゃんふらふらで、家もわからないとか言い出して...とりあえず、家にあげたら そのまま私の上で寝ちゃった。」
みるみるうちに 青ざめていく大ちゃん。
口をパクパクして まるで恐ろしいものを見たような顔で。
大貴「まっっっじでごめん！！！！！」
ベッドから降りて、床の上で 地面に突き刺さるんじないか、いやブラジルまで届くんじゃないかってレベルで土下座をする大ちゃん。
「もう...いいよ笑」
大貴「はぁ、これで嫌われてたら俺多分生きていけなかったわ...」
「今日、月曜日だけど...大ちゃん予定は？」
大貴「今日は学校ないから、13:00からバイト」
「...13:00？」
大貴「...え、俺今嫌な予感してる。今何時？」
「12:50だねっ！」
大貴「...うわああ！やべえ、光くんに殺られる！！！
ちょ、A、ほんっっっとにそそっかしくて 悪いんだけど、一生のお願い。シャワー貸してくんね？」
た、たしかに、、その寝癖で、
そのお酒の匂いでいくわけにはいかないもんね、、
「い、いいよ」
大貴「まじでありがとう！！ちょ、今度なんか奢るから！ね！」
「焼き鳥ね」
大貴「なんでもなんでもいいから！ありがと！よし、入って来るわ！」
まるで自分ちみたいに 走り回ってお風呂を探してなんも考えずに飛び込んだ大ちゃん
昨日と同じ服だとまずいよね...
私の家にあった比較的男の子でも着れるような 薄いニットを脱衣所に置いた。
ズボンは流石にサイズ合わないから我慢してね大ちゃん...
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みかん(プロフ) - こんなお店でバイトしたい！みんなの楽しそうな感じ、目に浮かんじゃいますね。このお話、好きです。これからも頑張って下さい！ (2018年2月13日 22時) (
レス) id: 54fbc623d8 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - るなさん» きゃーーーーーありがとうございます、めっちゃ嬉しいです 涙ちょちょぎれました (2018年1月7日 21時) (レス) id: 67de5f79a0 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - このお話ドストライクすぎます(>_<)更新頑張ってください！！ (2018年1月7日 20時) (レス) id: 8cb6705672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2017年12月11日 23時
