Protect you 〜未満警察・ミッドナイトランナー〜

#7 ページ8

.









次の日。



案の定、本間くんは走れないわけで。

グラウンドでの訓練は休んで部屋で待機。









わたしと一ノ瀬くんはいつも通り訓練に勤しんだ。









『、、疲れた、』





今日も一日が終わり思わず疲れからベッドへダイブ。









なかなかハードだったな、なんて思いながらもこうして過ごしていく中で着実に警察官へと近付いていることも嬉しくてたまらない。









『、、んん、』









本当に疲れていたみたいで寝入ってしまっていたらしい。


気付けば外はとっぷりと日が暮れていた。









やば、こんな時間。

そろそろお風呂行かないとな、と準備を始めた時だった。



「、って、、！」



『、、へ、』






そんな中外から聞こえてきた声。


小さいけれど確かに聞こえた。









そーっと窓から外を覗くとそこには松葉杖をついて学校の塀をよじ登ろうとしている本間くんの姿が見えた。









何してるの、一体？！




第一こんなとこ見られたら、なんて思いながらも。









『、、、』


気付けばわたしも体が勝手に動いていた。









.

#8→←#6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す