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「今日は登山道を走る」
グラウンドで、そう言うのは及川助教。
タイムリミットは２時間。
及川助教の話によると毎年途中でリタイヤしたり、時間に間に合わなかったりする人もいるみたいで。
そしてそのまま退学、して行く人もいるとか。
そんなことに、なるわけにはいかない。
絶対警察官になるって、決めたんだから。
及川「駆け足、進め！」
その声と共に走り出す。
わたしの横を風を切って駆け抜ける人たち。
みんなの速さに圧倒されながらも、わたしも負けないように食らいついていった。
しばらく山道を走った時だった。
少し先には座り込んでいるのは本間くんと、一ノ瀬くん。
『どうしたの、？』
そんな２人に話しかければ
「捻挫だ、」
と、一ノ瀬くんも本間快くんを指差して苦笑い。
「、った、！」
『大丈夫、？』
見せてもらえば赤く、腫れていて
これじゃあ、歩くのすらキツいだろうな、、
せめて応急処置だけでも、なんて思いながらポケットに入れていたハンカチを取り出せば
「え、だ、大丈夫ですよ！ハンカチ汚れちゃう」
『そんなのどうでもいいから、』
とりあえず固定しないと、と手当をすれば申し訳なさそうにしながらも"ありがとう"と本間くんは言った。
「ソーセージ食べないからだよ。これじゃあ時間内にゴールできない、」
「それもわかってる、」
「あ、そうだ。ねぇ、お助け券！」
困惑する本間くんとわたしを尻目にやったな！なんて、１つ本間くんの膝を叩く一ノ瀬くん。
「お助け券が役に立つ時が来た」
「今は持ってない」
「後払いでいいってそんなの。ほら、のりなよ」
そう言えば本間くんに背を向けてしゃがむ。
まさか、この山道を背負って行こうとしてるの？！
ただでさえ２時間という決められた時間があるのにもかかわらず。
躊躇することもなく、手を差し伸べられる一ノ瀬くんに素直に感心した。
自分がゴールできなかったら、なんて事は絶対に頭にないんだろうな。
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マナ - misaさん» おはようございます…質問していいでしょうか？ (2021年9月1日 5時) (
レス) id: ca456eaac8 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - misaさん» 未満警察のプロローグについて聞きたいのですが… (2021年7月18日 13時) (レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 消さないんですか？著作権違法は立派な[犯罪]ですよ？運営に報告しますが… (2021年3月5日 18時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - 、さん» コメントありがとうございます。逆ギレなどするつもりはございません。そしてご指摘頂きありがとうございました。 (2021年3月4日 20時) (レス) id: 0c10dc59de (このIDを非表示/違反報告)
、 - これだけじゃなく、最新のまで全部、歌詞転載してますよね…犯罪ですので消してくださいね。自分だけ注意しないでとか逆ギレとかされても犯罪は犯罪ですので (2021年3月4日 18時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Misa | 作成日時：2020年7月4日 23時
