Protect you 〜未満警察・ミッドナイトランナー〜

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「ジロちゃん、やった！」

「うん、！今のよかった！」

『すごい、カイくん！』









特訓の成果もあって。


ついにカイくんがジロちゃんを投げ飛ばした。









ジロちゃんもすぐに飛び起きてみんなでハイタッチ。









「ああ〜、でもさすがに、疲れた、ダウン、」

「カイくんずっと頑張ってたもんね。」

『お疲れ様！』

「ちょっと飲み物買ってくる」

「おっけ、いってらっしゃい！」









ヘトヘトになったカイくんを見送ればジロちゃんと視線が合う。









「よし、じゃあ次はAちゃんね！」

『よ、よろしくお願いしますっ！』









いつもとは違う真剣な眼差しに少しドキッと、しつつわたしもジロちゃんと組み合う。









『、、っ、』

「、、っと。」

『わっ、！』

「だ、大丈夫？ごめん、ごめん、」






いつも組むのは女の子とだから。





ましては相手はジロちゃん。





力の差が歴然だ。









でも、ここで諦めたら意味がない。









『もう一回お願いします』

「もちろん！」





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