Protect you 〜未満警察・ミッドナイトランナー〜

#24 ページ25

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『………ジロちゃんどうしたの？』









朝、学食にて朝食のうどんを見て固まったかと思えば"正夢だ、"なんて言いながらプルプルと震える手元の箸でうどんを掴むジロちゃん。









「あー、うどんが鼻に詰まって死ぬ夢見たらしいよ？」


カイくんが呆れたように答えてくれた。









一体どんな夢よ、それ。









想像しただけで面白くって朝から笑えた。









「早く食べろ、テスト勉強した方がいいって、」

「落ち着いて口から、口から食べれば、、っ、ああ、怖いっ、！」

『ふふ、』

「ちょ、Aちゃん笑わないで、俺真剣、！」

『ごめん、ごめん、』









本当ジロちゃんって見てて飽きないなぁ。









『食べてテスト勉強頑張ろ？』

「う、うん、」









その後も怯えながら一本一本ゆっくりと地道に鼻に詰まらないよう気をつけながら食べ進めるジロちゃんだった。





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