Protect you 〜未満警察・ミッドナイトランナー〜

#18 ページ19

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片野坂「本当、無茶しすぎだ。」

『すみません、』

片野坂「、、本間、俺の肩に掴まれ」

「すみません」

片野坂「一ノ瀬、Aを頼んでもいいか？」

「、は、はい！もちろんです！」









先に及川助教、楓さんが出て行って。









片野坂教官とマリナちゃん、本間くんが後に続いて出て行った。









そんな片野坂教官に敬礼をしたかと思えばチラッとわたしに目を戻す一ノ瀬くん。









「はい、じゃあ後ろ乗って？」









カイくんも背負ってAさんも背負って、


俺の背中モテモテだわー！


なんて楽しそうに笑っている。









『、、、ごめん腰抜けて立てなくて。わたしビショビショだからとりあえず立たせてもらえればあとは歩けると思うから！』









さっきの水槽の水でびっしょりと濡れたわたし。









このまま背負ってもらってしまうと一ノ瀬くんが濡れてしまう。









「え、なに言ってんの。そんなわけにいなかいよ。どうせすぐ風呂入るし気にしないで」

『でも、』

「それより、無事でよかった。本当に。」









ニカっと笑う一ノ瀬くん。








それはわたしのセリフだよ、なんて言えば

"一瞬本当に死んじゃったかと思ったんだけどね、俺も"なんて答えてくれた。



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