見えない翼 Ⅱ (ページ41)

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Another story #16 ページ41

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『よろしくお願いします』

「あ、君が噂のAちゃん？」

『え、、あ、はい、よろしくお願いします！』

楽屋に入って早々。
そう綺麗な顔立ちの彼に言われる。

さらさらと金髪をなびかせながらわたしのいる方へと歩いてきた。

『山田Aです』

「中島健人です」

今日は初めてSexyZoneの中島さんとのお仕事が入っていて。

『存じ上げています』

健人「ふは、面白いね、Aちゃん」

、、それより、噂とはなんでしょう？

そんなことアイドル様に図々しく聞けるわけもないんだけど。

健人「キンプリメンバーがよく話してるから」

『えっ、？？』

健人「わかりやすいね、Aちゃん」

クククっと可笑しそうに笑うイケメンさん。

健人「ま、のんびり始めようか？」

『あ、ありがとうございます』

"どうぞ、"と椅子を引いて座るよう促してくれた。

、、、やっぱり立ち振る舞いは王子様だ。

ーーー・・・

『と、言うことで今日は以上になります。お時間頂きありがとうございました』

健人「ありがとうございました」

『では、失礼します』

健人「え、もう行っちゃうの？」

『え、？』

健人「もうちょっと話そうよ？」

『え、あ、はあ、』

健人「Aちゃんの知らない紫耀の話知りたくない？」

『、、、よろしくお願いします』

健人「ふは、」

"さーて、何から話そうか？"なんて肘をテーブルについてこちらを見る中島さんペースに完全に飲まれたわたしでした。

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前回のお話より、中島健人くんとのやりとりでしたー。