見えない翼 Ⅱ (ページ39)

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Another story #14 ページ39

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紫耀side

「、、ん、」

朝日の出と共に自然に目が覚める。

いつもは朝が苦手なはずなのに。
今日に至ってはすっきりと目覚めた。

その理由はただひとつで。

『、、、』

スヤスヤと眠るAがそこにはいて。

あーもう。どうしよ。

無防備に眠るAはすっげー可愛くて。

昨日のことも思い出し思わず顔がニヤける。

俺に嫉妬させたくて変な作戦勝手に立てて。

、、、めっちゃ可愛くない？

バンバンと布団を叩く。

『ん、、』

「、、っ、」

Aが起きそうで咄嗟に寝たふり。

『、、、』

起きたの、かな、？

「、、、」

俺の目にかかる前髪をさらっと耳にかける。

思わず

"んっ、"と声が漏れた。

やべ、、

と、その時だった。

『、、、』

「、、、！」

俺のおでこに柔らかい感触。

「、、、」

『、、、』

え、なに、この子、キス、したの、？！

か、可愛すぎるんですけど、、！

ベッドからAが起き上がるのがわかって。

咄嗟に腕を引っ張った。

『、、っきゃ、っ？！』

「、、、」

『、しょ、紫耀、起きてたの？』

「、、あんな可愛いことされて起きないと思う？」

トントンと自分のおでこを指差す

って、いってももっと前から本当は起きてたけど。

『、、、っ、/』

顔を紅くするAにこっちもドキドキする。

「、、、で、どこ、行っちゃうの？」

『、、ご飯、作ろうかな、と』

「んー、いいから、」

"もっとこうしてたい"

と、ギュッと抱きしめる。

密着する身体にドキドキする。

『、、、紫耀、ちょっ、』

「んー？」

首元にキスを落とす

『いま、朝だから、』

「、、夜ならいいの、？」

『そ、そうじゃなくって、！』

「昨日はあんなに甘えてたのに？」

『っ、？！/』

「、、ま、Aが嫌なら辞めるけど」

嫌、実際もう、やめられないけどね、？

『、、嫌、じゃない、』

恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、精一杯こたえてくれるA

あー、やべー、、

「、、っ、可愛すぎ、」

『、、っ、』

もう我慢できません。

朝からAちゃんいただきまーす！

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