見えない翼 Ⅱ (ページ36)

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Another story #11 ＊ページ36

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朦朧とする意識の中、薄く開けた目の先には紫耀が服を脱ぎ捨てる姿が見えて。

彫刻のように陰陽がはっきりしている綺麗な身体に思わず息を飲む。

「見過ぎ、」

ふっ、と笑われ見下ろされる。それもまた悔しいけどかっこよくって。

『だって、、』

「、、ふ、」

『、、んっ、』

また啄ばむようなキスが降ってきて。
時折名前を呼ばれながらまた刺激が降ってくる。

『紫耀、』

「ん？わっ、！」

紫耀の首に腕を回しわたしからもキスを求めた。

『好き、』

「、っ、あー、もう、」

そういいながらガシガシとまだ濡れている髪をかく。

『、、しょ、紫耀、？！』

「可愛いすぎ、何、それ。

もっとゆっくりしたかったけど、、もう、いい、？」

『うん、、』

「痛かったら言って、」

こうやって心配してくれる所がやっぱり紫耀は
優しい。

とろとろになったわたしに紫耀のモノが形をなぞるように当てがわれる。

『あ、っ、ん、、！』

表面をぬるりとなぞられたかと思えばゆっくりと紫耀が入ってきて、でも、その予想以上の質量に声が上擦る。

『や、、もう、、』

「まだ、全部入ってねぇよ？」

『、、んんっ、おっき、すぎ、』

「、、っ、、Aが締め付け過ぎなの、」

力抜いて、と紫耀からの深いキスがまた降り注ぐ。
ぬるりとまた舌を絡め取られ、そのキスに夢中になった。

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