見えない翼 Ⅱ (ページ26)

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Another story #1 ページ26

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Aと思いが通じあって１ヶ月。

幸せな日々が続いているー・・・

と、思いきや。

海斗「Aちゃん、このお菓子美味しいよ！」

『ありがとうございます』

勇太「お昼まだっしょ？一緒にご飯食べようよ」

『ええ、でも、』

廉「ええやん」

俺の彼女、メンバーに囲まれています。

久しぶりのAとの取材。

これにはメンバーも目を輝かせて喜んでいて。

そんな中、俺との事はメンバーにもまだ言っていなくって。

Aは言わない方がいいよね？

迷惑かけるし、気を使うよね絶対。

なんて、みんなに伝えるのを躊躇している。

玄樹「いいと思うよね、紫耀？」

「、、、」

優太「おーい、紫耀？」

「あ、ああ」

『ありがとう』

やべ、なんだろこのもどかしさ。

気持ちが通じたはずなのに遠く感じる距離感。

廉に至っては俺の気持ちわかってたはずなのに、

廉「久々に会えて本当嬉しいわ」

『そう言って頂けて光栄です』

廉「Aちゃん、堅すぎ」

取材をするのに座っているAの横に頬杖をついてAを見つめる廉。

めっちゃ、距離感近くね？！

沸々とこみ上げてくるのはきっと嫉妬心で。

廉「あ、Aちゃん睫毛付いてる」

『え、どこですか、？！』

廉「ここ、」

気づけば目を瞑るAの頬に手を伸ばす廉がいた。

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作者より

「見えない翼」のその後になってます。
短編的な感じで思いついたらゆるーくぽんぽん書いていきまーす。
長さの関係で中途半端にここまでですみません。また更新しますのでよければ引き続きよろしくお願いします(^ ^)