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足がもつれピンヒールが脱げその片方がドアに挟まる。
『、、優也だったの、ずっとつけてきてたの』
優也「うん、だってA連絡ちっとも返してくれないんだもん」
"俺ブロックしたっしょ？"と、ケロッと笑ってみせる優也だけどその目は笑ってなくて
まずい、とわたしの中の危険信号が灯る
優也「やっぱさ、Aいないと無理なんだよ、」
『、、奥さんと子どもまでいるのに何言ってんの、』
優也「黙ってたのは悪かった、でも、やっぱりお前も大切なんだよ」
ジリジリと狭い玄関で詰め寄られる
『やだ、こないで、出てってよ！』
優也「、、ふ、」
『、、っ、？！』
玄関の段差で躓きそのまま後ろに倒れる
『った、、』
優也「大丈夫、？」
表情のない彼が気づけばわたしの上に跨っていて、わたしの顔を覗き込む
『や、やめて、！降りてってば、！』
優也「そろそろ素直になれって、」
『やだ、！』
優也「とかいってまだあの時と同じシャンプー使ってるくせに、」
ニヤッと笑って指差す先にはさっき買ったシャンプーが無残にも床に転げ落ちていて
わたしの髪に指を通し匂いを嗅ぐ
『は、なれてっ！』
力一杯側にあったお気に入りのピンヒールを手に取り殴ると顔を歪める優也
優也「っ、、、！」
『、、った！』
目を見開いた優也はそのままわたしの頬を叩く
あ、血の味がする。
口の中、切れたかも。
ああ、もう、、、どうして、
目から涙が零れおちる
優也「、、、ごめん、でも、」
『、、、』
見上げた優也はさっきとは違って悲しそうで、
なんであんたがそんな顔すんのよ、と思いつつ、首筋に落ちてくる顔。
ピリッとした痛みに顔を歪めた時だった、
ガチャ、とドアが開き外の街灯の光が中に降り注いだ
「、、、は、っ、Aっ、！！」
そこには肩で息をする紫耀の姿があった。
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misa(プロフ) - あんす様コメントありがとうございます！励みになります（ ; ; ）楽しんでもらえるよう頑張りますね！ (2019年7月28日 21時) (
レス) id: 0c10dc59de (このIDを非表示/違反報告)
あんす - すごくおもしろかったです！ 早くつつきが見たいです！ (2019年7月28日 19時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Misa | 作成日時：2019年7月15日 21時
