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紫耀side
「お疲れ様でしたー」
今日の仕事も終え、車に乗り込む
あ、一雨来そう。
そう思いながら家へと車を走らせていた時だった。
見覚えのある背中が見えて、
まさか、
と思いつつ横目で見ながら通り過ぎるとそいつはやっぱりAで。
雨でびしょ濡れのあいつ。
なにやってんだよ、この雨の中。
気づけば車を停め、あいつのいたところまで走っていて。
自分が濡れていることも気にならない。
周りの目も気にならない。
気になるのはAのことばかりで、
「A、、！」
そう名前を呼んで目が合ったあいつの目は心なしか潤んでいて。
雨、、？涙、、？
とりあえず早く車に、と急いで手を引き車まで走った。
『ごめ、わたしびしょびしょ、』
車が汚れるのを気にしてか。
ドアに手をかけでようとする。
「、、っ、なにしてんだよ、」
行かせられねぇよ、そう思い手を伸ばし制止する。
Aが振り向くと顔の近さに思わずビビった
「、、、っ/いいから、んなこと気にすんな」
『ありがとう』
「どうしたんだよ、」
『、、、、』
答えのでないA
とりあえずこのままだと風邪引くよな、
「はぁ、ま、とりあえず家送る」
なにがあったか気にしない素振りを見せてみるも頭の中はなんで？なにしてた？なんかあったのか？の疑問ばかりが頭の中をぐるぐると駆け巡っている。
と、その時だった。
『、、紫耀、濡れてる、ごめん、』
信号待ちのタイミング。
Aが俺の髪をハンカチで拭き始めた。
「、、、っ、ばーか、自分の心配しろ、」
また近くなる距離になんだかドキッとしてしまい思わずぶっきらぼうな態度。
『、、すみません』
あ、、謝らせたいわけじゃねぇのに、、
「俺は暑かったから丁度いいの！」
『ふふ、なにそれ』
俺の言葉にAは笑顔をやっと見せてくれて、安心した
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misa(プロフ) - あんす様コメントありがとうございます！励みになります（ ; ; ）楽しんでもらえるよう頑張りますね！ (2019年7月28日 21時) (
レス) id: 0c10dc59de (このIDを非表示/違反報告)
あんす - すごくおもしろかったです！ 早くつつきが見たいです！ (2019年7月28日 19時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Misa | 作成日時：2019年7月15日 21時
