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紫耀side
「とりあえずじゃあ、平野くん後ろから包み込むように抱きしめてあげて」
「は、？！」
『、、、』
緊張しているAとの撮影がスタートしたかと思ったら最初からハードル高くて。
空いた口が塞がらなかったけど、ここは俺がリードしないと、
気持ちを落ち着かせ
「向こうむいて、」
と、Aに声をかける。
素直に背中を見せるA
うん、さっきも楽屋で抱きついたし。
変わらない、変わらない。
ドキドキするのを必死になって抑えながらそっと抱きしめる
と、同時沸き起こる疑問
「他のみんなともこういうことしたの？」
『、、えっと、それは、』
しどろもどろになりながらも
"ハグに壁ドンに手繋ぎ"
と答えるA
ああ、マジか、
「平野くーん！ため息やめてー！」
「あ、はい！すみません」
さすがにカメラマンさんからも突っ込まれてしまった。
やべー、、
『、、大丈夫？』
「大丈夫じゃねぇよ！なんで、こんな、、あー、ちょっと待ってもらっていいっすか？」
「あ、うん、いいよー、ちょっと一回休憩入れようか」
気を利かせてくれたカメラマンさんにお礼を言うと
『ど、どうしたの？』
と不安げな表情のA
「どうしたもこうしたもねぇよ、」
『、、そんなにわたしの浴衣嫌？』
「違う。」
とこれは即答。んなわけねぇだろ、
『じゃあ、なに、』
不安そうなAを見てこれはもう素直にならざるを得なくて。
「あー、もう！
浴衣、、似合ってる、素直に褒められなくて、ごめん。」
『っぷ、』
俺を見て吹き出したAを見て俺も気づけば笑ってて。
やっと、元に戻れた、、
パシャ、
「うん、いいね！その表情」
『、あ、』
「ありがとうございます」
気づけばカメラマンがこちらに向けてシャッターを切っていた。
ーーー・・・
「よし、最後はじゃあAちゃんから平野くんに抱きついてあげて」
え、まじ。
『え、あ、はい、失礼しまーす』
「失礼します、って、」
笑いながら突っ込むも、正直内心は心臓がバクバクで。
ギュッ、と後ろから感じる温もりにドキドキ。
あー、てか、やばいわ、
『、、、』
「、、、」
『、、紫耀、あの、』
「ん？」
"、、紫耀の浴衣、すごくカッコいいよ"
「、、、」
は？！なに、なんなのこの子。
心臓がもたねぇよ、、
自分の顔がどんどん紅くなっていくのがわかり、バレないよう思わず片手で口元を覆って誤魔化した。
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misa(プロフ) - あんす様コメントありがとうございます！励みになります（ ; ; ）楽しんでもらえるよう頑張りますね！ (2019年7月28日 21時) (
レス) id: 0c10dc59de (このIDを非表示/違反報告)
あんす - すごくおもしろかったです！ 早くつつきが見たいです！ (2019年7月28日 19時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Misa | 作成日時：2019年7月15日 21時
