叫び(シェアハウス) (ページ14)

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看病ページ14

和side

荒く肩で息をする翔ちゃん。顔も真っ赤。寝れてはいるけど解熱剤飲ませるために起こさなきゃな…

「翔ちゃん？翔ちゃん？起きて薬のもっか」
翔「和？シルク？俺…」
シルク「気を失ったんだよ。ビックリしたよホントにw」

…コンコン…シルク、俺、モトキ…お粥持ってきた

モトキくんが持ってきたの？…いや、違う。

「モトキくん…君の後ろにおっさんいるね？」

モ「い、いや、居ないですよ」

シ「嘘が下手だなw」
「おっさん、何しに来たの？ストレス与えに来たの？」

智「俺は心配で…」

「今は、やめてあげて。大野さんさ、今日は、俺の部屋使って寝て下さい。あなたどうせ夜中に入り込むつもりでしょうから」

智「!?(バレてる…)」

図星かよ…カマかけたつもりが…

シ「今日は、俺らが付きっきりで看病するんで大丈夫ですよ。」
「そーそ～…あっ、モトキくんお粥ありがとね。それと…大野さん回収してくれる？翔ちゃんの負担になるから。」

モ「わ、かりました…智さん…行きましょ？」

智「うん…翔君、またあしたね。」

…バタン…

おっさんも傷付いてんな…これはこの先どーなる事やらw

シ「翔？お粥食お？そんで薬飲も？」
翔「うん…ちょっとかずぅ～起こして～」
「え、あ、ハイハイwよいしょっと」

俺の背中にもたれかかった状態でお粥を食う翔ちゃん。でも食が細いなぁ…これじゃぁ、ちょっとなぁ。ゼリー食わせるか…

シ「翔？もう要らない？3口か」
翔「無理、限界…」
「翔ちゃん、ゼリー食べない？」
翔「何味？」
「ぶどうもオレンジも桃もあるよ」
翔「桃がいい」
「分かった。マサイくんに持ってきてもらおうか」
シルク「俺呼びます。…あっ、マサイ？桃のゼリー持ってきて、うん…あっ、1人でね？」

…コンコン…シルク？ゼリー持ってきたよ～

シ「ありがと」
マ「翔さんどう？」
シ「これ食って解熱剤飲ませて様子見」
マ「そっか、早く元気になるといいな」
シ「そうだな、じゃあ、ありがとな」

「翔ちゃん、ゼリー食べよ？」
翔「うん、」

と言っても食ったのは半分もいかないくらい…まぁ、十分か、

「翔ちゃん、薬のもっか」
翔「うん…ゴクッ…うぇ…苦げぇ…」
シ「良薬口に苦しって言うだろ？w」
翔「うん…(眠)」
「眠くなったね、寝ようか…」

疲れてたんだろうな。あっという間に眠りについた。少しに気になったことがある…シルクなんで冷えピタじゃないの？

シ「それはですねぇ…俺、冷えピタ触れないんですw」
「なるほどね」