剣士の弟 (ページ37)

今日:14 hit、昨日:7 hit、合計:2,561 hit

処刑前ページ37

ガルside

俺は目の色と背丈を替え海軍基地に向かった

「ガープさん。ご無沙汰ですね」

ガ「血狼!?生きてたのか？」

「ガープさん。貴方のお孫さんを…3日後処刑します」

ガ「どっちだ？」

「麦わらですよ‪w断頭台で」

ガ「…そうか」

「他の海賊達も捕まえてますから‪w
あの牢獄今パーティですよ‪w」

まぁ、逃がすけどね？
殺しはしないさ
だって…楽しくないでしょ？
最悪の世代の奴等を殺してしまったら…
兄貴達の事も殺さない

「サラ…彼奴らの所に言って、あれこれ言ってきて？」
サラ「了解！」
「ディーネ…マー兄に正門の先に船を置いてって言ってきて？」
ウン「OK〜」
「ノーム、シルフ…此処に居る精霊達に呼び掛けて3日後…俺の姿で出て来いって伝えて来て？」
ノシ「了解だ」

3日後が楽しみですね〜
孤狼と血狼は、別に居るって惑わせないと
その間に逃がす作戦だし

↓サラマンダーside

俺たちの主は、計算高い
逃げ道を確保させてる
捕まえて殺したら後々楽しくないもんね〜

「全海賊団の頭だね？よく聞け、主からの伝言だ。
3日後、この先に大きな火柱が起こる。
それを合図にここから逃げ出せ。正門の先に船がある
逃げ道は教える。番犬の前は通るなよ？
バレて水の泡だぜ？当日は俺達がここの見張りだ
俺に着いてくれば…みんな助かるって訳だ」

キラー「お前の正体は？」

「俺は、火の精霊王サラマンダー。
孤狼のガルを護る者だ」

キッド「精霊何て…本当に居たのか」

ん？あれは…コアラちゃん？
なんで居んの？潜入調査？
俺はガルにコアラちゃんが居る事を伝えた
当然驚いていたが…敵対するなら…って事らしい

コアラ「サボ君…孤狼君、本気で殺すつもりかな？」
「それは無いよ？」
コアラ「(ﾋﾞｸｯ!)誰？」
「俺達の主は殺させないよ？」
コアラ「仲間なのね？」
「革命軍と繋がってるんでしょ？貸して？」
コアラ「あ、ちょっと！」
「サラマンダーだ。ドラゴンさんに代われ
革命軍が来るような事じゃない
俺達の主は、有言実行の人だ
つまり、誰も殺さないw安心しろ
主の最後の希望なんだよ
もう二度と…人を信じないって決めたんだってよ」

俺は、そこまで言って切った

「コアラちゃん…帰んな？」
コアラ「でも…」
「帰れって…焼くよ？」
コアラ「分かった」

主は泣かないし、甘えない
俺達は…別だけど
自分の心ズタズタにして迄する事じゃないだろうに…
お前の心は今…どんな状態だ？
俺達でも、回復できる程か？