剣士の弟 (ページ35)

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怒り爆発ページ35

ガルside

マー兄達と食べてる時
執拗い程に聞いてくるルフィさん
勝手に飯食ってるし…

ル「名前はんぐっ…何なんだよ」
サ「勝手に飯を食うな」
ゾ「失礼だぞ」
ル「飯が目の前にあんのに食わねぇ訳にはいかねぇ！」
サ「お前達は覚えてねぇだろうが…
俺達は此奴に会って助けられてんだぜ？」
ル「ん？そうだったか？」
ゾ「記憶…戻せないのか？」

「戻せますけど…必要有りますか？」
マ「戻してやれ」
エ「納得させねぇと執拗く着いてくるぞ？」
「マー兄達まで…はぁーい」

2人に言われちゃ…戻すしかなくなる訳でして…
全員を叩き起し…記憶操作

「Memory operation…これでいいですか？」

まぁ、記憶を操作するんだから…勿論激痛を伴うよ？
さぁて、一言目は何でしょうね

ル「何故記憶を消したんだ！」
ナ「どうしてひとりで無茶したの？」
ロ「死に行ったのと一緒よ？」

「逆に聞きますが…
貴方達がいて、貴方達を人質に取られてしまったら？
俺は生きてたでしょうか
貴方達の命を救った俺を責めるんですか？
記憶を消したのは俺ですが…
理由も無しに喧嘩売ってきたのは何処の何方ですか？
この際だから言わせて頂きますけど…
こんな異名や懸賞金欲しさにやってんじゃねぇんだよ！
暴行や裏切りをされても、まだ俺が関わりを持つのは…
もしかしたらって希望があるからだ！
俺が蘇りの島を作ったのも…
愛を教えてくれた人達の為に作ったものだ！
てめぇらに感謝されたくて作ったんじゃねぇよ！」

息を切らしながらも兄貴達に思いをぶつける

「仲間とか言って裏切られんのが怖ぇんだよ」
マ「もういい…良いんだ」
エ「サッチ、船を出す…ルフィ達から離れるんだ」
マ「ガル！息を深く吐くんだ」
「っ、はぁっ…っ」
エ「呼吸が可笑しい」
マ「ガル、落ち着け…大丈夫だ」
「ﾊｧｯﾊｧｯ…」

ゾ「そこのアンタ!頼む…俺を船に乗せてくれ…ガルと2人っきりで話をさせてくれ」

マ「どうするよい」
エ「ガルに任せるしかねぇだろ」
マ「どうする？」
「話っ？裏切らねぇとでも言うつもりか？
根拠のねぇ事…俺が信じるとでも？」

兄貴が俺に土下座をした
本気で話したいんだと思った
だから俺は、マー兄と兄貴を連れ…高台に移動した

マ「ここ何処だ？」
「崖」
マ「船は…彼処か」
「俺目当てで来た海賊達にやられるお前らなんかには…用は無い」
マ「話させてやれよい」
「マー兄が言うなら、黙るよ…」
マ「良い子だな」
「えへッ」