剣士の弟 (ページ17)

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生い立ちページ17

ガルside

お仲間さんが来るまでの間暇だし
話してやろうかね

「兄貴が旅立ってから、俺は先生の所で稽古してた
12の時、旅に出た。色んな人達の技を盗んで回った
ミホーク爺ちゃんにあったのは13の時。1年居た
15になって、七武海を倒しに行って、倒した後仲良くなって…覇気を教えてもらった
16.17の時に頂上戦争があった…上で見るだけのつもりだった…
でも、断罪される人が恩人だった
あの日を境に…俺の懸賞金は爆発的に上がり
金の亡者に追われる日々となった
仲間だって思ってたヤツらは…俺の首目当て
仲間なんて要らねぇって思い始めたのはそこから
海軍のトップの喧嘩を止めた事により…海軍からも
誘われる日々。革命軍とも繋がりがある
俺が孤狼のガルって呼ばれ出したのは…そこら辺だよ
死んだ人を生き返らせる禁断の技もある
全ての剣術能力が使える
海賊からしたら…女神だ
自らを犠牲に命を落とした人達だけを生き返らせる
他所からは入る事の出来ない幻の島」

これが俺の生きた証だ
背中には、ガキの頃の傷だけ
傷だって残らない

ゾ「ごめん…俺が置いてったから」
「謝罪は要らない」
ゾ「居なくなるつもりか？」
「そのつもりだよ」

シルフ達は嫌がってる
信じろと言っている

ゾ「頼む…抜けないでくれ…俺にも護らせてくれ」
「護る？何を？」
ゾ「くいなが繋げたその命」
「…シルフ、どう思う？」
シ「信じてみようよ」
「他も？」
サラウンノ「信じよう？」
「信じる…か」
ゾ「ガル…」
「俺が覇気を使った時…皆の目は恐怖に染ってた」
ゾ「俺の目も染まってたか？」
「いや」
ゾ「だろ？コックも染まってなかったろ？」
「うん」
ゾ「女達は仕方ねぇ」
「今更…戻れないっしょ」
ゾ「俺が護ってやる」
「…兄貴…捕まっててよね」
ゾ「あ、あぁ…」
「シャンブルズ!」

染まってたくせ…
能力で船へ戻った

ロ「ゾロ！」
ナ「ガル君！」

「ご心配おかけしましたー、散歩に行こうとしたら、止められちゃって…島まであと少しですねー(棒)」

ナ「散歩のつもりだったの？」
フ「てっきり…抜けるのかと思ったぜ」
ブ「いやぁ〜驚きましたよ」

抜ける気だったよ
抜けさせてくんなかったけど
数時間後…

「あれ？チョッパーさん達は？」
サ「寝たよ」
「あぁ…」
サ「見張り番は、ガルと俺だ」
「あ、はは…」

マジかよ
タイミング悪すぎんだろ
いや、もしかしたら狙った？
にしても…説明が必要か…
どうせ離れるのに？
あの目は忘れないからな